きのうは「目的達成のための行動を妨げる感情」について説明していました。
そして、「今その感情が支配的だから、作業ができない」というとき
うまくリフレッシュして作業をすすめる方法をお伝えしていました。
みなさん、昨日はこのリフレッシュ方法をきちんと活用しながら作業できましたか?
すぐにはできないかもしれません。
これは毎日もがきあがきながら、心の動きを捕まえる訓練のようなものだと思ってください。
ある意味「瞑想」に近いテクニックです。
自分の心の動きを検知して、その感情をすこし変えて、
何も行動を起こすことなくリフレッシュさせながら、
目的の達成にむけて自分をコントロールする魔法のテクニックです。
こういう訓練を繰り返していくうちに、
あなたは「どんなハードな状況に陥っても、決めたことをやり遂げていく」
つまり悪魔の誘惑にもたやすく打ち勝てる、魔法防御力の高い僧侶になることができますね。
そして、今日はもう一つの感情による悪影響
「さっきまでその感情に支配されていたので、作業が後回しになっている」ケースの打破について。
昨日の繰り返しになりますが、こんな感じです。
喜び系 :
・あともうちょっとで○○ちゃんをデートに誘えそう、なので、この後作業時間を予定していたが、今日は
それよりも○○ちゃんの口説きを優先した怒り系 :
・どうも○○のことがムカついて、作業予定の時間中もそのことが思い出されて
まったく手が進まないまま時間が過ぎた哀しみ系 :
・さっき資格試験で不合格になった、めちゃくちゃ自信があっただけにヘコむ。
作業は残っているけれど、関係ない。今日はやけ酒だ!楽しい系 :
・新しいスマホゲームにのめり込んで、時間をわすれてやっていた、
もうこんな時間だしもう寝るしかない
まとめると、誘惑魔法にかかってしまって自分を制御することができず、自分のターンになっても
まったく行動できず、むしろお金をばらまいたり、貴重なアイテムを消費してしまったり、
仲間を攻撃してみたり。そんなケースです。
実は、これはもう、対策はありません。制御できるのは自分が我に返った後です。
後悔先に立たず。
覆水盆に返らず。
死んでからの医者話。
しかたがないんです。もう終わってしまったことです。
きれいさっぱり忘れましょう。。。
ただ、無策のまま手をこまねいている、というわけにはいきません。
同じ事があったら、また同じ失敗をしてしまうかもしれません。
それに甘んじて何の対策も打たない、というのはちょっと、もったいないです。
リカバリー能力を向上させるための秘策をお伝えします。
こういう習慣を作っていくことになります。
1. 定期的に我に返る
2. 優先順位の確認
3. 極力引きこもる
定期的に我に返る、というのは、たとえば作業時間を1時間確保していたとして
30分ごとにアラームが鳴って、それに気づいて「デート」「ムカつき」「やけ酒モード」「ゲーム」を
中断できたら、少なくとも30分は、残りの作業ができることになります。
15分ごとにアラーム、ならなおよし、じゃないでしょうか。
優先順位の確認、というのは、こういうことです。
- ○○ちゃんとデートするのと、作業を積み重ねて野望を実現することと、どちらが重要であるか
- いまムカついてるのと、作業を積み重ねて理想郷の構築をすることと、どちらがたいせつなのか
- 資格試験の不合格、という一時的な失敗と、夢の実現にむけて日々間違いなく成長できる時間を
確保して、それに打ち込むこととでは、どちらが自分の成長につながるのか - 新しいスマホゲームにのめり込むことと、人生というゲームに打ち勝つためのレベル上げ作戦を
遂行することとでは、いったいどちらが本当の勝者になれる可能性が高くなるのか
そういうことを、たいせつにしている作業時間の前後になると意識しておく、ってことですね。
全然関係ない、隙間時間を活用してゲームしたりデートのために女の子を口説いたり
やけ酒を決め込んだり怒りを発散するために運動したり、そういうのは非常に良いことですけどね。
たった1日数十分、数時間の「たいせつにすべき内容」は、最もたいせつに扱いましょうね。
極力引きこもる、というのは、基本的に「感情が揺さぶられて作業がおそろかになる」という
状況に自分を持って行かない、ということですね。
環境を選ぶ、ということでもあります。
あなたが男性だとして、ある程度女性の扱いに慣れたのであればもう後は、
いったん引きこもって、野望を実現した後のほうがいろいろ自由に活動できます。
レベルアップしたあなたはたくさんの女性から引く手あまたですから、いま、
そんな小物(失礼)に手を出す必要もないわけです。いま、感情のコントロールができていなかったとしても、理想郷の実現を果たした暁には
そんな○○なんてくだらない人物とは縁を切れば良いだけです。そんな存在は理想郷には不要ですよね。資格試験で不合格になろうが、たとえ合格していようと、夢の実現をする、ということは
あなたは判断される人間じゃない、あなたが人を選ぶ立場になるよう成長する、ということですよね。新しいスマホゲームなんて、すぐにアンインストールしてしまえばいいんです。
人生というゲームの勝者になった、その後であれば、そのスマホゲームに課金しまくろうが、もっと
面白いゲームにのめり込もうが自由です。
そういう風に、あなたは目先のちっぽけな欲望と、数年先の限りのない大望を比較しながら
常日頃から生きている、っていうことを自覚してみると、普段の行動がだんだんと変わってくるのかもしれませんね。