なぜレベル0「誰にでも当たり前のようにできること」が大切なのか

今回の記事は新春恒例にしています(します)。

なぜ レベル0のこと、つまり

「誰にでもあたり前のようにできること」を大切にしましょう、

という、

ある意味、毒にも薬にもならないと思えるような記事をほとんど毎日投稿誌続けているのか、という点について、今回はお伝えします。

結論からいいますと、私たちにできることは「誰にでも当たり前にできること」の積み重ねにすぎないから、です。
「誰にでもできることを積み重ねることが、誰にもできないことを成し遂げるための道」ということになります。

誰もが、何かの分野で「オンリーワン」になりたいと思っているんじゃないかと思います。
今は無きSMAPの世界にひとつだけの…がもてはやされた理由もそれですよね。

競争が激しい社会に揉まれて生きていく中で、ナンバーワンになったとしてもやがて疲弊して、脱落していくものです。

会社やチーム全体を視点とする場合はまだしも、「一人の個人」として見た場合は、病気になったりアクシデントに見舞われたり、そうした場合には「取り替え」も効かないですよね。

だから、競争社会の中で生き抜くには、誰もがマネできない「オンリーワン」つまりオリジナルであることが必要になるわけです。

そして、多くの人は、自分だけにできる、オリジナルの商品を作ったり、オリジナルのスタイルを確立したり、洗練させたりしたいと思っているんじゃないでしょうか。
そういったオリジナルの商品やスタイルの確立が自己実現です、なんて言う人もいると思います。

ただ、「誰もがやらないことをやってやろう」とそればかり単発で狙うだけだと
やがて、模倣されてしまうでしょうね。

なぜかといえば「ふつうの人」が単発でさらっとやったことは、別の人にもさらっとマネされてしまうからです。

そして、ほとんどの人は「ふつうの人」ですよね。あなたもきっと、「ふつうの人」です。

このブログを頑張って読もうとされている時点で、他の人よりも少しだけ、何らかの感覚や意識に秀でているところはあると思います。
しかし、あなたの「長所」を一つあげたとして、それと同じ事ができる人は日本中、あるいは、世界中にどれだけいるのか、といえば、またたくさんいるはずです。

つまり、「ふつうの人であるあなたが少しの間頑張って、できること」は残念ながら、「他の人ももうちょっと少しの間、もう少し頑張ったらできること」だったりします。

ただし、これだとどうでしょうか
「ふつうの人であるあなたが何年もかけて毎日頑張って、積み上げてきたこと」
これは、他の人が何年かけて努力しても、そうたやすくは追い抜けないと思います。

なぜなら「何年もかけて毎日頑張る」ここが高いハードルになっているからです。

ふつうのひとは、だいたい「何年もかけて毎日頑張る」ということができないからです。
そして、「何年もかけて毎日頑張る」これができている人は、さらに継続して「何年もかけて毎日頑張る」ことができます。

だから、他の人がどれだけ努力しても、「何年もかけて毎日頑張ってきたこと」は揺るぎないわけです。

もちろん、環境の変化や技術習得の容易さは変わってきます。
私はWindows系のプログラマですが、20年前はこの勉強をするのにも大変でした。
コンパイラや統合開発環境を整えてそこそこ良いPCを入手するだけでもかなりのハードルでした。
ネットから情報を取得するにも相応の通信費が必要でした。ISDN、その前の時代は、モデム(ピーガラガラガラ)とかもね^^;

それこそ大学生時代はバイトして貯めたなけなしのお金でThinkPad(IBMがPCを作ってたんですよね)を購入して、胸を躍らせたものです。

その後、社会人になっても、給料から分割払いで数年おきにPCを購入したり、自作したりして…
当時のPCの進化スピードはすごかったですから、そのたびベンチマークソフトを動かして、数値の違いに隔世の感を味わっていたことを思い出します。

しかしながら、今ではもはや、コンパイラや統合開発環境(Visual Studio Community Edition)は無料ですし、スマホも普及して通信費用も比較的お手頃です。

PCなんて、最低限のものでしたらネット環境の契約をするだけで一緒に付いてきたりします。
分厚い書籍を購入しなくても、ネットを検索すれば、サンプル程度ですがある程度のプログラムは作れてしまいます。

プログラマとしてはダメですが、組んでみて困ったところは”教えてgoo”なんかで教えを乞えば、たくさんの人が教えてくれます。
数百円とかのコストでサンプルプログラムまで作ってくれる場合もあります。

だから、プログラム歴20年のベテランができないことが3年目の人にできてしまう場合があります。
もちろん、私の場合はそれ以外のこと(プログラム言語の設計思想や概念など)がある程度染みついているので習得時に、あまり「なんじゃこりゃ、とりあえずこうしておくか・・・」といったことはまぁ、なくて、そういう点で他の言語を習得するのは「3年目の人」よりは早いわけですが、うかうかしてられないです。

話がそれましたが、「誰でもできること」をだれもができないくらい長年積み上げることがあなたのオリジナル、オンリーワンになる近道、という点について、ご理解いただければとおもいます。

そうそう、「誰でもできること」をこっそりやっていても、全然「積み上げる」ことにはならないですよ。
「積み上げる」とは「アウトプットを積み上げる」ことです。
誰の目にも触れないところで積み上げたとしても、それは積み上げたことにはなりません。

さきほどの例でいえば「3年目の人」が毎日アウトプットを積み上げて公開している、
「20年目の人」はこっそりアウトプットを積み上げて公開していない、という場合、多くの人は、「3年目の人」のほうをオリジナリティがある、と判断します。
それが、ルールです。わかりやすいですからね。

この点はくれぐれも、御注意くださいね。

どんどんアウトプットを積み上げてあなた独自の「オンリーワン」の
スタイルを確立して競争から抜け出し、そのスタイルを磨くことで自己実現をはかる、という道を進んでいただければと思います。

みなさま、本年も当ブログをよろしくお願いいたします。


自分の「大切にしていること」をあぶり出す3つの方法

時間管理であろうと、それ以外の「管理」であっても、そうなんですが
いわゆる「管理」の基本っていうのは
“「大切なこと」にリソースを投入して、それ以外のことには投入しない”
だと思っています。

つまり「管理」っていうのは大切なもの、目標に向けてリソースを集めることですね。
それ以外にも世間では大切なもの、というのはたくさんありますけど、
目標以外の方向にリソースを分散させてしまう、など、無駄な配分をしない、っていう
ニュアンスになると思います。
(メンテナンスなども当然「リソース」に含めています)

もちろん、「大切なこと」は状況、局面に応じて変わってきます。
その都度、管理職や経営者がそれを判断して、「大切なこと」にリソースを集中していくわけですね。

個人レベルでも、「自分にとって大切なこと」に時間や労力、費用をかけていく、
まったく大切ではないことには、時間も労力もお金もかけない、のが理想です。

では「自分にとって大切なこと」って何だろう、というのが今回のお話です。

平たくいえば「無人島に何か一つ持っていくとしたら?」ってことですかね。
そんなの自明ですよ、という人には、今回の記事はまったく関係がないものだと思います。

スティーブ・ジョブスの有名な言葉ですが、

もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていることをするだろうか

こんな言葉に感銘を受ける人は多いと思います。私もそうです。
でも、その言葉を自分に当てはめたとき、

じゃあ自分は、具体的になにをしたらいいんだろう??

という壁にぶち当たって、この言葉を自分の糧にすることはできず、結局忘れ去ってしまうしかない。
そういう人が読むと、もしかしたら価値があるかもしれない、という記事です。

自分にとって大切なことをあぶり出す方法は、こんな感じだと思います。

1. 日記をつける
2. 自分の理想とする人をSNSなどで見つけて、分析する
3. 思いついたものをとりあえず書き出して、暫定的に優先順位をつけてみる

1. 日記をつける

大切な点としては「誰にも読まれないと明確になっている」「素の自分が出せる」ようにして日記を書く、ということです。
毎日、自分が思ったそのままを書いていきます。それを繰り返すうちに、
自分についていろんなことがわかってきますよ。

自分がイヤだと思っていること
自分が憧れている人や理想な状態
ある出来事をうけて、自分がどういう反応をする傾向にあるのか
その反応は好ましいのか、そうではないのか
好ましくない場合はどういう風にしたいのか

そういう分析を繰り返していくうちに、あるとき、
ふと「ああ、自分はこういうことがしたいんだな」と腹に落ちる瞬間がでてきます。
短い人だと1ヶ月か2ヶ月くらい、長い人だと1年とか2年とか、書いていくと
だいたいそういう瞬間がわかってきます。

あと、このワークに限らず、日記を書くことは本当にオススメです。
日記を長く書いていると、自分の行動や思考のクセがある程度浮かび上がってきます。

敵を知り己を知れば100戦危うからず、という通りで、
自分の行動や思考の傾向を知ると、自己管理のスキルがだんだん上がってきます。
自己管理のスキル、というのは、
言い換えると、世の中がだんだん、生きやすくなってくる、っていう素晴らしいスキルです。

1日15分程度でいいんです。一日の自分の行動と、そのときの感情を思い返して、
日記に書き付けることをオススメします。

2. 自分の理想とする人をSNSなどで見つけて、分析する

これを読まれている方は、だいたい、だれか一人くらいは
「自分は、こういう人になりたいな」っていう人が、思いつくはずなんです。

真っ先に思いついたその人を、SNSやブログの記事や写真、
もし本を出版しているのならその本も含めて、じっくりインプットしながら、
その人の行動や、スキル、状態などを分析します。

あなたはその人の、どの部分に「こういう人になりたい」と思っているのか
分析しながら一つ一つ、検討していきます。

「こういう人になりたい」と自分が思う要素が、自分が「たいせつにしている」要素になります。

3. 思いついたものをとりあえず書き出して、暫定的に優先順位をつけてみる

「自分が大切にしているもの」は、永遠に同じわけではありません。
5年後には変わっていることがあります。
自分が成長していたり、環境が変わったりするので、それは仕方がないです。

だから、「変わる前提で、いま一番大切だと自覚しているものを決める」というのが
暫定的に「大切なもの」を決めるのにちょうど良い方法だったりします。
上の2つの方法でも「大切なもの」がわからない、というときには、この方法で決めることになります。

具体的には、A4くらいのノートや白紙に、いま自分が「いいなー」とか、「こういうことがしたいな」と、少しでも思っていることを片っ端から書き出します。

もしかしたら10個くらいしか出てこないかもしれませんが、100個書きます。
10個で妥協しないで、必ず100個書いてください。

10個しか出てこない、というときは仕方がないので、翌日にでもまたトライします。
そのとき、また白紙からやるのがポイントです。
なぜなら、前日に書いた10個と、その翌日に書いた10個が、
10個とも完全に同じになる可能性は低いからです。
そうやって、どんどん100個、書き出していきます。

もし、前日に書いた項目と今日書いた項目が10個とも全く同じ、
ということでしたら、その次の日もまっさらな状態で10個書きます。
それでも全く同じでしたら、その10個の項目を使います。
なぜなら、その10個はどれも、かなり大切なものである可能性が高いからです。

書き出したそのすべての項目を、総当たりで比較しながら優先順位をつけていきます。
つまり、一つの項目をピックアップして、それより大切なものはあるのか、
他の項目すべてと比較しながら、最終的に最も優先順位が高い物をピックアップします。
その項目が、あなたが今、いちばん大切にしているもの、ということです。

 

さらっと書いてしまいましたが、本当はそれぞれのワークの内容が濃いので、
実際は、「大切なもの」を何日もかけて見つけ出すことになります。

面倒くさいかもしれませんが、このプロセスはあなたが「大切なもの」を知るうえで
非常に重要なものです。かならずやってくださいね。
繰り返しになりますが、とくに日記を書くことをオススメします。

奴隷解放RPGのルール: ゲーム後半の攻略法

今日はゲーム中盤・終盤の攻略法についてお伝えします。
このステージがその段階に該当します。

3. 地道作業とプラスアルファ積み上げステージ
4. 勇者の旅立ちのステージ

とはいえ、ここからは各プレーヤー側でやるべき行動が、
各プレーヤーの選ぶ分野、コースによって大きく変わってくるフェーズです。
具体的に「こうすればいい」といった点が非常に言及しづらくなってきます。
そこがこのゲーム中盤・終盤の難しさでもあります。

一方で、自分でこれまで培った技術や学習成果、その活動を通して得られた人脈や
あなたのことを気に掛けてくれるファン、見込み客の存在など
すでにあなたはもう、「第一人者ほどではないにせよ、相応の実力をつけて活動ができる」状態に
なっている段階でもあります。

ある意味、ここからは独断でなんとかできてしまうんじゃないか、と
思えるようになる人も、でてくるかもしれません。
でも、5年、6年、7年、といった段階では、実はまだまだガマンが必要な状態でもあります。

また、ゲーム終盤ステージ4では、自分の自由なお金、自由な時間を使って
毎日集中して、バリバリと活動を推進していく段階です。
あなたは、このように「誰からも何も言われないが、活動する」といったことは、
たぶん今まで、やったことがないと思います。
そういう状態では、もしかしたら「漫然と、ただダラダラと日々を過ごしてしまう」ということにもなりかねません。

ですので、ポイントとしては、かならず
「自分の進もうとしている分野の先輩、複数人の意見を仰ぐ」ことだと思っています。
同じように自分でコツコツとタネ銭を確保しながら進めていくやり方で成功している人、を選んでください。
できればそれぞれでつながりのない、異なるグループに属する人からの意見を聞くのが良いと思います。

そして、もし先輩がいない、ということなら、慎重に歩を進める必要が出てきます。
ステージ3のうちから少しずつテストしながら、自分の進んでいる方向にリスクはないか、
定期的に確認します。

ここで、たいせつなことは「大きな分野でブレない」というところです。
たとえば不動産投資の分野に進んでいるのなら、
そこの分野を続けるのをやめて、YouTuberになるとか、そういう変更はしないほうがいいです。

たとえば10年前はブログめちゃめちゃ良かったのに、
5年たってみた今、振り返ってみると落ち目の傾向がある。とします。
もうブログってオワコンなのかなぁ、と思っても、このステージに来ているのであれば、
続けたほうがいいです。落ち目の分野に入っている、ということは逆にチャンスです。

理由は「新規参入者が少なくなっている」のと、「ベテラン勢も足抜けを狙っている」という点です。
つまりは「ノウハウがすごく蓄積できている」にもかかわらず「ライバルが少なくなっていく」わけで、
そういう分野に行くのは良いことだと思います。

あと5年蓄積を続けてその分野の第一人者になった後で、別のイケてる分野への進出を狙った方が、何もない状態でイチから別の分野を目指すよりも有利です。

・すでに特定の分野の第一人者となったあなたは、素晴らしい人に会いやすくなっている
・すでに獲得している経済基盤と、自由な時間や活動している”第一人者”の肩書きなど、これまで築き上げた資産が次の分野への進出に使える

ただ、5年程度では、多少落ち目になったとしても、すぐに消滅する、ってことは基本ないです。意外と「オワコン」と言いたいだけの連中がいて、それに影響されてしまう人も多かったりします。

たとえばブログやYouTubeなんかは、すでにネットの一部として成立していますし、Google社が潰れるとかそれくらいのインパクトがある出来事がなければ、5年くらいで完全に「滅亡」っていう感じにはならないと思いますよ。
ですので、第一人者になるメリットはまだまだ損なわれていないです。

また、ステージ4では、もう「勉強」はしても、それは「インプット」が目的ではなく
短期的なアウトプットを目的として、学習することにしてください。
ひたすら高品質のアウトプット、成果を重視するわけです。
このようにして「自由な時間」を「インプット」ではなく
「アウトプット」に差し向けて、経済基盤を確立することに専念することがポイントです。

このほか、ステージ4では、これまでみなさんが過ごしてきた環境とは、
活動のステージが大きく異なるので、最初のうちは
収入基盤が全くない状態である点や、
仕事をしているのに「ダラダラしていても誰からも何も言われない」という状態から
変に焦ってしまったり、逆にダラダラと無駄な時間をすごしてしまいがちです。

これまでのステージ2、ステージ3でもう「ダラダラしないで誰にも言われずひたすら
高品質のアウトプットを行なう」ことに慣れている状態であると思いますが、それでも
そうなりがちです。

慌てず騒がずステージ3の段階で、すでに成功している先輩から教えを受けている
状態であれば問題はないだろう、と思うのですが。。。

ステージ4の段階では、より先輩へ、密接に教えを請うようにするのも攻略法の
一つであるように思います。
この点は個々人の状況によって異なりますが、なんにせよ、「自分一人の狭い了見だけを判断材料にしない」というのがこの先のポイントだと思います。

そして経済基盤を確立して、仕組みを作り、自由な時間やお金が入るだけの
仕組みを思う存分整えていくことが重要になります。

これができたら、ゲームのクリア、皆さんは晴れて経済基盤を確立し
それでも自由な時間を確保できる、かつ、
第一人者として自分の分野への影響力も多分に持っている
「勇者」として新しいステージに立つわけです。

これがエンディングになるんだと思います。

最後に、このゲームの「ゲームオーバー」の例は、こんな感じだと思います。

・ステージ1で、10年もの時間を確保できないことを悟った
・ステージ2、ステージ3で、環境の変化、あるいは継続の仕組みを作ることができずにタネ銭も知識の習得、アウトプットもできなかった
・ステージ3で変な先輩に教えを請うたため、誤った方向に行ってしまった、成功を焦ってタネ銭も実力も不十分なまま旅に出てしまった
・ステージ4で、旅に出られなかった。旅に出たが迷子になった。旅に出たがダラダラ遊んでタネ銭を食い潰した。詐欺にあいタネ銭を奪われた。

こんな状態でも、再スタートを切ることができます。
そのときはある程度経験値が増えている状態から再スタートできます。
RPGでいう「2周目スタート」あるいは「強くてニューゲーム」の状態になります。
つまり、失敗してもまだまだ諦めなくていい、ということです。

これが、奴隷解放RPGの全貌です。

奴隷解放RPGのルール: ゲーム序盤の攻略法

今日はゲーム序盤の攻略法についてお伝えします。
このステージがゲーム序盤に該当します。

1. ゲーム期間の設定
2. 地道作業積み上げステージ

ゲーム期間の設定は、ざっくりこの3つの目的で行ないます。

・人生プランの設定
・タネ銭の計算
・10,000時間の法則

これらは互いに密接に連携している内容になります。

タネ銭を蓄積しつつ10,000時間の法則に従って唯一無二の存在になるべく
レベルアップを日々積み重ねる、そのために人生プランは欠かせないものになります。

タネ銭の貯蓄が終わって、実力を蓄え、
唯一無二の存在となり勇者として旅立つ最初の1年は、
ここまで培った実力をひっさげて、ひとときもダラダラすることなく
これだけに集中して旅立ち、思う存分フィールドを駆け回るいわばボーナスステージ時間です。

この1年でどれだけ動けるのか、どれだけの良質なファンを獲得するのか、
それが「勇者の旅」の成否に直結します。

この時期に、何かあなたに、あるいはご家族に、
大きなイベントがある、ということが予測できそうなら、
その期間は避けて、設定することになります。

たとえばちょうど10年後は星回りがよくないとか、
そういうのも気になる感じでしたら、最初から避けてしまいます。

タネ銭の計算についても綿密にきめます。
どんな不測の事態が起きても、毎月、手取り額面の最低1割を必ずタネ銭に回します。
最低1割は毎月欠かさず、です。ここがポイントです。
「今月できなかったから、翌月は2割にしよう」はできません。
その時点でゲームオーバーです。

また、「残業してタネ銭をもっと確保しよう」とか、
「(あまり関係のない)アルバイトをしてタネ銭を確保しよう」と思う必要はありません。
「作業時間の確保」+「最低限のタネ銭の確保」を最優先してください。
現状よりプラスアルファで残業、アルバイトをしなければタネ銭が貯められない、
という場合は、「稼ぐ」方向ではなく「生活を切り詰める」方向にしてください。

このほか、毎日の見質な作業の積み重ねのために、ゲーム期間中は
極力環境の変化を起こさないようにすることもポイントです。

たとえば、今はブラック企業に務めているから、作業時間がほとんど取れない日が
1ヶ月程度続く時も出てくる、といったことでしたら、作業時間を取るために
勤め先の企業を変える、部署を変える、といった必要もあるでしょう。
そういう企業はあなたを奴隷として一生潰れるまで使う技術に長けています。
もしあなたが奴隷解放ゲームをしていると判明したら、同僚や上司もろとも
総力をあげて潰しにかかってきます。

そもそも1ヶ月の間、ほとんど作業時間が取れない時期がでてくるのなら、
10,000時間の法則に則ってあなたの実力を磨くことさえ、ままならないですよね。。
あなたは自分の決めた分野で「唯一無二のプロフェッショナル」になるわけです。
ブラック企業勤めで精神も肉体も疲弊して、カスみたいな状態になっていて、
ダラダラ作業をやって、うまくいきますでしょうか?
それは、ご自分が一番わかっている事だと思います。

できれば超ホワイト企業で9-17時残業なし転勤なし、
そういうところに転職する方が良いです。

多少手取りは落ちるかもしれませんが、
そういう企業は生活コストを切り詰めるための仕組みが行き届いているところが
ほとんどですから、そういうものを利用します。
たとえば格安の昼食お弁当とか、コーヒーや軽食を持参するとか、
そういう仕組みができているはずです。

また、お勤め先で「肩書きをつけて楽になろう」とか「もっと働いて残業して、
あるいは昇級・昇給してタネ銭を増やそう」とは思わないほうがいいです。
そのために日頃から生活コストを切り詰めているわけですし、
残業が増えるとそのぶんストレスがたまってきます。
すると、ストレス解消と称して支出がどんどん増えていくことになります。
飲み会やお酒に消えてしまったり。そうすると作業時間にも影響が出てきてしまいますよね。

そういう欲をかかないためにも、「最低1割」、
1.5万円程度の金額を例としてお伝えしていました。
自分の決めた分野以外への学びについては、
「拡大」ではなく徹底した現状維持を心がけます。

もしかしたら、職場での「付き合いの悪さ」「残業しない」という態度でいる事で、
職場のメンバーから白い目で見られるかもしれません。

実は現代の日本の企業では、多くの場合、労働の成果は「報酬」ではなく
「名誉/不名誉」によって
もたらされると思っています。

歩合制だった場合は当てはまりませんが、多少成績が良くても全然、給料は上がりません
与えられるのは職場メンバーからの褒め言葉やせいぜい社内の表彰、副賞のハワイ旅行?その程度です。

逆に成績が悪くてもクビにはなりません。単に職場メンバー周囲の視線や態度が
冷たくなる、ただそれだけです。言い換えると、精神攻撃を受けるだけ、です。
そういう精神攻撃をまともに受けず、流されず、
回避しつつ自分のやるべき作業をこなしていくことも
人生における重大な勉強なのだと思います。
「あなたが大切だと思っていることを本当にたいせつにする」という修行ですね。

あと、結婚とかも当然、考えないほうがいいです。
奴隷の身分で結婚しても、さらに支出が増えてしまい、
タネ銭の確保すらままならなくなるどころか、余分な出費も増えます。自分の時間も減ります。
結果的に、一生奴隷から抜け出せなくなるコースを選択した、ということになります。

玉の輿、あるいは逆玉の輿で、結婚相手の資産をゲットでき、
しかもそれが自由に使えるのであれば、タネ銭などにも回せるばかりか
火事や生活コストの低減化などもできますが、それはレアケースです。
9割以上のケースでは、結婚=負債だと思って良いと思います。

二人で一緒に過ごさなければならない時間もでてきますし、
その親族の方々とのお付き合いもあります。
結果として自分の時間が確保できず「10,000時間の法則に則る」ことができなくなる、
それくらいの時間を余分に使ってしまう要因になります。

もし恋愛がしたい、ということでもガマンしほうがいいです。
余分な時間を消費して相手に振り回されるだけです。
あなたが男性で、女性慣れしていない、という場合は別として、
奴隷の身分でする恋愛と、自由の身になってする恋愛では
よい相手と巡り会えるフィールドや、楽しさ、などなど全然変わります。

「そんなところでパートナーも自分の人生も妥協してどうする」っていう感じですね。

とにかく生活レベルを下げてタネ銭を確保し、自分のやるべき事を
粛々と遂行する事だけを考えて、遊ぶのも計画的に取り入れて、
それ以外はシャットアウトする、という地道な行動を選択していくことが
ゲーム序盤、2ndステージ攻略の大きなポイントになります。

明日はゲーム中盤、終盤の攻略ポイントです。

奴隷解放RPGのルール: 勇者として旅立つあらすじ

早速ですがルールを書いていきます。大まかに4つのステージに分かれます。

  1. ゲーム期間の設定
  2. 地道作業積み上げステージ
  3. 地道作業とプラスアルファ積み上げステージ
  4. 勇者の旅立ちのステージ

1. ゲーム期間の設定

ゲーム期間を設定します。ここでは
個々人の人生設計などがありますけど、最長12年くらいで設定してみます。

次に、そのゲーム期間で蓄財できるタネ銭を計算します。
これはステージ4で必要なものです。

タネ銭の計算方法は繰り返しお伝えしています。
“毎月の収入の1割×12ヶ月×10年”、です。
「毎月の収入」は手取りベースで計算したほうがラクです。
「毎月の収入の1割×12ヶ月」は手取りの年収、と見なして良いです。
仮に手取り月収が15万円だったとして、1.5万円×12->18万円、
この10年分ですから180万円、これがタネ銭です。

厳密には、1年たったときに3%利息くらいでの運用を
たとえば投資信託などシンプルな開始してみます。

https://www.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/rougohasan/080400002/?P=3

そうすると、もうちょっと増えます。
金融庁の資産運用シミュレーションでみれば

https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/moneyplan_sim/index.html

毎月の積立金額 1.5万円 / 想定利回り(年率)3% 、積立期間10年として
最終積立金額は 2,096,121円、とのことです。
利息から税金が2割ほどかかるので、およそ200万円くらい。
これがタネ銭になります。

これは、あなたが1年間、フルタイムで自分の好きな事業に打ち込める金額になります。
生活を切り詰めれば、もしかしたら2年間活動できるかもしれません。

この1年の間、好きな事業に打ち込むための準備を今から、10年かけて真剣に実行していきます。
まずはあなたが打ち込みたいと思うものを決めます。その決定には
最低1ヶ月かけます。1年かけてでも、必ず見つけます。
ここからが地道なゲームのスタートになります。

2. 地道作業積み上げステージ

ブロガーとして生活したいなら毎日勉強しながらブログ記事を書きます。
ユーチューバーになりたいなら、毎日YouTube投稿をします。
不動産投資をしていきたいのなら、不動産の勉強をしたり見込み客を見つけたり
フリーランスのプログラマになりたいなら、その勉強をしたり技術力をアピールするブログ記事などをどんどん追加していきます。

なぜ10年か、といえば10,000時間の法則に由来しています。
1年あたり1,000時間、1ヶ月あたり84時間、1週間あたりおよそ20時間、1日あたり3時間程度。
毎日毎日来る日も来る日もがむしゃらに、その好きなことに打ち込みます。
それが「こうなりたい」と思う分野での、”唯一無二のプロフェッショナル”になる方法です。

3. 地道作業とプラスアルファ積み上げステージ

5年くらい経過すると、その毎日の作業はもはや、当たり前のことになっていると思います。
今度は日々の作業と並行して、その分野でのビジネスモデルを研究して、組み立ててみます。

その頃には、あなたがやりたい分野についての知識は十分についていますし、もう
初心者の方であればリードしていけるくらいの実力になっていると思います。

余裕がある方でしたら、そういう方に対して有料で教える立場になってしまっても良いと思います。
ここで本業を辞める、ということではなく、副業としてやってしまう、ということです。

もちろん、この時点で副業の収入が本業のそれを確実に上回りそうなら、
タネ銭の蓄積や10,000時間の法則、第一人者になるという目標を達成することなく
そこに注力してしまってもいいと思います。
その時点で、もはやあなたはゲームクリアできている状態、だと思います。

4. 勇者の旅立ちのステージ

こうやって「唯一無二のプロフェッショナル」になり、
タネ銭も十分に蓄積できたら、あとは1年間かけてそのタネ銭を使って
自分のファンをひたすら集めまくります。
その方法は「毎日欠かさず高品質の情報提供をすること」です。
そのための時間も、技術も、お金も、十分に備わっているはずです。

そしてひたすら、高品質な情報提供を繰り返すことで自分(あなた)という商品が
とてつもない高付加価値になっていて、ヘタをやらかさないかぎり、
方向性がブレない限り、あなた、という唯一無二のブランドとなったあなたに、
見込み客や顧客が絶えず頼ることになります。

これが奴隷から解放され、あなたが唯一無二のプロフェッショナルとして
新たな人生の旅にでる、勇者が冒険に旅立つまでの大まかなストーリーになります。

明日はもうちょっと細かく、ルールについてお伝えします。

感情がコントロールできないときに使うべきレベル0による魔法のテクニック

みなさん、それぞれの野望を従えて、それを実現するために
日々淡々と、粛々と、その準備を整えて実行しているわけですが…

みなさん、人間ですよね。
人間には「日々、しゅくしゅくと」実行するときに妨げになりえる要因があります。
それは「体調不良」「感情」です。

もちろん体調不良は気をつけなければいけないですし
健康管理は非常にたいせつなことですが、私はとくに
「定期的に運動して、毎日きちんと栄養をとって、湯船につかって、
お布団に入って寝る」以上の内容を知りませんので、今回は触れません。。。

なので今回は「目的達成のための行動を妨げる感情」について説明していきます。
感情って「喜怒哀楽」ですし、このフレームを使いますね。

喜び系 :
・明日の○○ちゃんとのデートのことを考えたら、わくわくして作業に手がつかない
・あともうちょっとで○○ちゃんをデートに誘えそう、今日は○○ちゃんの口説きを優先しよう

怒り系 :
・カフェで作業中に隣の席のにーちゃんが大声で騒ぎ立てたり貧乏ゆすりがひどい。邪魔すぎて手がつかない
・どうも○○のことがムカついて、作業中でもそのことが思い出されて手が進まない

哀しみ系 :
・○○ちゃんに嫌われてしまった。どうしよう。気になって作業に手がつかない
・さっき資格試験で不合格が出た、めちゃくちゃ自信があっただけにヘコむ。今日はやけ酒だ!

楽しい系 :
・○○ちゃんとの楽しい時間がすぎていく、もっと一緒に居たいから作業は後回しに
・新しいスマホゲームにのめり込んで、時間をわすれてやっていた、もうこんな時間だしもう寝よう

概ね、「今その感情が支配的だから、作業ができない」っていう感じ、
または「さっきまでその感情に支配されていたので、作業が後回しになっている」という感じ、
だと思います。

今日は「今その感情が支配的だから、作業ができない」編について。

これはもう、ホント、どうしようもない。
怒りに支配されていて、作業なんてできませんよ。
悲しすぎて自分を見失っている状態で作業なんてできません。
明日のデートが気になると、もう明日のシミュレーションばかりしちゃうかもですし
今の時間が楽しかったら、それを中断するのは断腸の思いです。

感情には良い面と悪い面があります。
良い面は「オリジナリティ」「情熱」といった点だと思います。
悪い面のうち、レベル0の視点でもっとも見逃せないのは「優先順位の意図しない変更」です。

理屈できちんと綿密に、ネリに練って練り上げられた優先順位があって、
それに従って行動予定を立てたわけですが

それが「感情」によって一瞬のうちに変更されてしまう。

これがレベル0の視点ではもっとも、影響が大きい、っていうことですね。

でも、仕方がないです。にんげんだもの。みつを。

とはいえ、作業は必要です。
あなたの壮大な夢を、野望を、構想を、現実のものにするためには、
行動によって、それをアウトプットしていくことが欠かせないわけです。

こういうときは、もう、感情の切替え、気持ちの入れ替え、リフレッシュをするしかないです。
そういうときに役立つのが「フレームの掛け替え」です。

フレームの掛け替え、というのは文字通り「枠、額縁の変更」です。

一人でにっこり笑っている写真があるとします。
白いフリフリのフレームにいれて飾ると、「在りし日の自分」ですが
黒い無地のシンプルなフレームにいれて飾ると「遺影」です。

走っている人の写真があるとします。
タイトルが「追いかける人」だったら、何かを追いかけている人の写真に見えますし
タイトルが「逃げる人」だったら、何かから逃げる人の写真に見えます。

両方とも、映っている写真は同じです。
でも、その枠が変わることで、それを見た人の解釈方法が変わります

起こってしまった出来事は変えられないですし、
これから起こる出来事も、避けられないのかもしれません。

ただ、理性的に考えたら、もっと大切なことがある。
そういう場合に優先度を変更させないように「枠をかけかえる」というテクニックです。

たとえばこんな感じで使います。

「明日の○○ちゃんとのデートのことを考えたら、わくわくして作業に手がつかない」
->「明日の○○ちゃんとのデートが楽しみだ。今の作業を終えてしっかり計画を立てよう」
「今の作業の内容、前、○○ちゃんが興味ある、って言ってたし、
もしかしたら明日のデートに使えるかもしれない。話題に困ったらネタにしてみよう」

「カフェで作業中に隣の席のにーちゃんが大声で騒ぎ立てたり貧乏ゆすりがひどい。邪魔すぎて手がつかない」
->「隣の席のにーちゃんがうるさくて、周りから迷惑がられている。育ちがわるいのかな。かわいそうに」
「そうだ、これをネタにブログを書こう、友達に話しをしよう。ネタが一つできた、ラッキー」

「○○ちゃんに嫌われてしまった。どうしよう。気になって作業に手がつかない」
->「嫌われてしまったが、いまの作業を完成させて野望を実現したら、ふり向いてくれるはず。」
「デートや毎晩電話してた時間も、逆に作業できるようになって、野望の実現に近づくぞ!」
「○○ちゃんに嫌われても生活できないわけじゃないし、むしろ、野望を実現したら
もっともっとモテるかもしれん。そのときでも○○ちゃんが一番とか言えるかなぁ。逆にラッキーなのか」

「○○ちゃんとの楽しい時間がすぎていく、もっと一緒に居たいから作業は後回しに」
->「いま一番楽しい時間で打ち切ることで、○○ちゃんに”もっとこの人と居たい”と思ってもらえるかも」
「ずるずると今居るより、ここで打ち切ったほうが”仕事ができるいい男”感をだせるだろう」
「野望が順調にすすむとこっちもテンション高くなるし、
次に会ったときにもっともっと楽しくなるかもしれないから、今は打ち切って作業しよう」

ちょっと「哀」と「楽」で矛盾してるかもしれませんが、それでいいんですっっ!!
感情はそんなに長続きしないので、その場で結論を出してしまえば良いんですよ(キリッ

こういうフレームのかけかえは、ある程度練習が必要になるかもしれません。
みなさん、ぜひ取り入れてみてください。

具体的にこういう状況だけれど、どうフレームを掛け替えたらいいか、わからない、
という方はコメントなどで、遠慮なく教えてくださいね^^

七つの習慣のエッセンスはまだまだ役立つ

前回の投稿で七つの習慣に出てくる「影響の輪」について少し触れました。
七つの習慣そのものは非常に良い本ですので、一読されることをお勧めします。
ただ、セミナーに出ろ、っていうことではないです。
七つの習慣の本にでてくる概念をそれぞれ理解していれば十分かな、と思います。

このサイトに、七つの習慣のタイトルの由来について書いていますが、
ざっと、こんなことをキーワードベースで理解していれば、
今後どんどん活用していけるんじゃないかな、と思っています。

・パラダイムシフト
・インサイド・アウト
・影響の輪
・P/PCバランス
・終わりを思い描くことから始める
・すべてのものは二度つくられる
・時間管理のマトリックス
・リーダーシップとマネジメント
・Win-Win
・まず理解に徹し、そして理解される
・シナジーを作り出す
・刃を研ぐ

パラダイムシフト

ものごとそれ自体は同じでも、その捉え方の枠組みをがらっと変えると、ものごとの意味合いが完全に変わる
-> 友人Aは冷たくてケチでつまらないヤツだとおもって見下していたけど、
あるとき、”自分の利益を守り、身内には厳しくも暖かい、自分の欲望にも負けずに断るべき時は断る”そんな
場面を見る機会があった。もしかしてすごい人なのかもしれない、とか。

インサイド・アウト

自分が変わるのはとても簡単、他人を変えるのはとても難しい。
-> Change the Worldなんてとてつもなくすごいよね。でもなぜかそういうことをよく考えていたりするよね。

影響の輪

自分が頑張ってできることに集中する

P/PCバランス

利益極大化、ではなく生涯を通じた利益の最大化

終わりを思い描くことから始める

今から何ができるかを考えるのではなく、
自分がどうありたいか、を起点として、そこから現在何をなすべきか、を導き出す。
逆算していまやるべき行動を検討する。

すべてのものは二度作られる

何かを自分で成し遂げようと思ったとき、まずその設計図を描く(第1の創造)。
それからその設計図に従って、実際に行動していく(第2の創造)。

時間管理のマトリックス

緊急度と優先度のマトリクス。第Ⅰ領域から第Ⅳ領域に分けて、それぞれどう対応するべきか検討する。
たいせつだとわかっていることをたいせつに扱う。おざなり・なおざりに扱ったりしない。
– 緊急であり重要でもある:第Ⅰ領域 切羽詰まった問題、締め切りが迫っている仕事など即座に取り組まねばならないこと
緊急ではないが、重要:第Ⅱ領域 読書や将来の勉強、体調管理、人間関係などのメンテナンス
– 緊急であるが重要ではない:第Ⅲ領域 不要な報告書の作成、つまらないミーティング、メールの片付けなど
– 緊急でもなく重要でもない:第Ⅳ領域 時間の無駄遣い、リラックスしすぎてダラダラしている、ダラダラとテレビを見るなど

リーダーシップとマネジメント

両者は同じではない。それぞれの機能にあたる。
リーダーシップは進むべき方向を指し示す(コンパス)。
マネジメントはその方向にどう進むかを指し示す(時計)。

Win-Win

「自分-相手」「Win/Lose」のマトリクス。パラダイム(思考方法)でもある。
– Win-Lose : 自分はトクをして、相手に損をしてもらおうとする – 自分が勝てばそれで良いのだ!
– Lose-Win : 自分は損をして、相手にトクをしてもらおうとする – 回り回って自分もトクをすればいいなと淡い期待を持つしかない
– Lose-Lose : 自分も損をして、相手にも損をさせようとする – 足の引っ張り合い
– Win-Win : 自分はトクをして、相手にもトクをしてもらおうとする – 一見「ありえない」と思うけど視野を広げれば意外とあり得る

まず理解に徹し、そして理解される

頭ごなしに自分の主張で相手を型にはめようとしてもたいがい、上手くいかない。
まず相手の立場を理解して、それにそって自分の話をすると受け入れられる。

シナジーを作り出す

1+1=2 じゃなくて 1+1=3にも4にもなるようなことを作り出す。
たいていのことは二人でやると作業量2倍、じゃなくて1.5倍くらいになっちゃうけど
たとえば専門家同士で上手く連携することで、それぞれが独自に頑張っている世界では
できないことが生まれてくるようにする

刃を研ぐ

メンテナンスは重要。自己研鑽も重要。
だんだんと今の知識が時代遅れになっていく。
長年通用する知識であっても、その表現方法や伝え方などブラッシュアップできる箇所は
まだまだたくさんある。

こんな感じでざっくりキーワードレベルで理解されているとよいかと思います。
今日は説明だけで終わっちゃいました。

ビジネスレベル0を実践する4ステップ

ビジネスレベル0を学ぶためのステップは、次のとおり

  1. 「やろう」とする項目を決める
  2. 決めた項目を手帳やスマホなど、常に読み返せるところに書き込む
  3. 決めた項目をやってみる
  4. 定期的に(1時間、半日、1日、1週間、など)項目を読み返して、できているかチェックする

実際に「やろう」と決めてやってみると、できていないことに気づく、というのが学びの道になります。「できていなくて当たり前」の状態では、「できていないこと」に気づくことはできないわけです。

表現がわるいのですが、

たとえば、ゴミ屋敷に住んでいる人は、この状態が普通なので、
「まぁ確かに汚い部屋かもしれないけれど、まぁいいじゃん」と思っています。

しかし、一流ホテルのように清潔な部屋にすんでいる人がその部屋を見ると
「こんな汚い部屋には、入りたくない。」と思うわけです。

残念ながら、このステップをしっかり、繰り返し(何度もくじけながら)実行していくしか
ビジネスレベル0を身につける方法はありません。

このステップは、よく「 左利きを右利きに修正する 」(あるいはその逆)とおなじだとたとえられます。くりかえすしか道がない、ということです。

なお、多くのケースで、「実践できるように仕組み化する」という選択をすることができます。
これが実は、ビジネスレベル0を習得する近道です。

仕組み化することで自らの習慣にして、
できることが当たり前の状況にする方法についても、都度解説していきます。

ビジネスレベル0とはどうやって学ぶのか

すこしずつ繰り返しながら、地道に実践していくしかない、というのが現実です。

このブログを読んで、「あ、これ大事だよね」と理解して、
すぐにその内容を実行できる、というのが理想なのですが……

残念ながら、そのような方は居ません。
なお、実行できる場合、次の2パターンのうちいずれかです。

  1. その項目は、すでに以前から気をつけていて、改善しようとしていたものである
  2. その項目はある程度できている「つもり」であるが、第三者から見れば「できている」とはとても言いづらい

また、実行しない状況としては、「そんなことはわかっている」と思っていても、
「だけど、いまの私には、やる必要がない」と思ってやらない、というものがあります。
(本当にやる必要がない場合もあります。そのときは適宜、その点について解説します)

いずれにせよ、「やる」と決めて、学ばないと学べない、やっかいなのが「ビジネスレベル0」なわけです。

ビジネスレベル0とは何か

カンタンにいえば「ビジネス以前のこと」です
人として当たり前のこと、と言っても良いかもしれません。

世の中にカンペキな人は居ません。
当たり前のことがすべて出来ている人は、ほとんど居ない
(1人も居ない、と言っても過言ではない)というのが実情です。

人として当たり前のこと、と言われる内容に関しては
実は、私たちの欲望と相反することが多いわけです。

たとえば、
朝、睡眠不足で眠い。
そんな状況でも、 会社員のあなたは、しっかりと起きて、最寄り駅へと向かいます。

そして、ラッシュのひどい電車に乗りたい、と思う人は少ないわけですが
しっかりとその電車に乗って、人混みにもまれながら、会社へとたどり着きます。

もちろん、それをやらないと、会社には遅刻してしまいますよね。
ヘタをすれば職を失う、といった明確なデメリットがあります。
この場合、しっかりと実践するでしょう。

でも、明確なデメリットがなければ、どうでしょう。

…実は、ビジネスでは、「明確なデメリット」を示されることは、少ないのです。

基本的には、各人の価値観の問題ですので、「やらなければ儲からないだけ」。
それは個人の自由ですし、人の価値観を曲げてまで、言うべきことではないのです。

このような「ビジネス以前のこと」について、 このブログでは「お金」「行動指針」「実行」などのカテゴリに分けて都度書いています。