忙しいときこそ、ビジネスレベル0流の時間管理術が効果を発揮する

「時間管理術」について、たくさんの書籍やWebページの記事が出ていますよね。
バーティカル(垂直軸)の手帳に、それこそ15分ごと、10分単位で出来事を書き込んでいったり、
それをTODOリストのようにしてどんどんと実行していったり。

いわば、「1日に10できることがあるとしたら、それを11とか12、15とか、そういう風に増やす方法」ですね。
それはそれで非常に有用な事なんだと思います。

では、あなた、それを実行できていますか?
たぶん、できていないと思います。

仮に、できていたとします。
それで、あなたの生活は充実していますか?

なぜ、時間管理術をマスターしても、あなたの生活は充実しないのか。
時間管理術の本をいくら読んでも、あなたは常にいろんな雑務に追い立てられる生活が変わらない。
その理由はなにか、といえば、

くだらない、つまらない、
あなたの人生にはクソほどの役にも立たないことで
あなたのスケジュールを埋めてしまっているから

というわけです。

手帳を使って効率良く作業して、
空いた時間でどうでもいいSNSの閲覧してたり、
スキマ時間で安易にできるスマホゲームをしているとか

時間管理術を駆使してどうでもいい友人から誘われた
飲み会のスケジュールを、あなたの人生を左右する
重大な作業の枠を無理矢理融通して、前もって押さえてしまうとか

そんなことをやっている限り、あなたは永遠に
充実した人生をおくることはできないでしょうね。

もしかしたらあなたは自覚がないだけかもしれませんが、
この点は、以前の投稿でお伝えしました
「時間管理のマトリックス」に従って、あなたの先週行なったことを
分類していけばわかることです。

とくに、年末年始はすごくみなさん大人気、引く手あまたのお誘いがあることでしょう。
年賀状も書かないといけないし、
年末の作業もあるし、なにかと大変です。
そういうときこそ、時間管理のマトリックスによる分析が有効です。
分析のしがいがあります。

一度、閑散期に分類をしてみて、別の時に、
あらためて繁忙期にも分類をしてみると

実は第Ⅰ領域・第Ⅱ領域・第Ⅲ領域・第Ⅳ領域のそれぞれの時間の使い方が
あまり変わっていないことに気づくと思うんです。
せいぜい、第Ⅰ領域・第Ⅲ領域の内容がすこし増えたかな、というくらいで。

時間管理、蓄財の根本的な考え方は
「大切なものをもっとも大切にする」
ということです。
大切な作業をするための時間を最も先に確保すべきですし、安易に動かしたりするはずないですよね。
大切な蓄財はまず先に確保すべきですし、安易に融通するものではないですよね。
ある意味「大切な人との時間」「大切な人のお金」だと思ってみれば、そうそう簡単に動かせないことに気づくはずです。

人生は一つだけですから、大切なものが多すぎる、ということは何か本当は大切ではないことが
紛れ込んでいるんじゃないか、とそう思いませんか?

あなたの価値観に基づいて、大切なものを「最初に」「優先して」押さえていきましょう。
それに合わない予定は、そもそも「存在しない時間」ですから、都合がつけられないということです。パスしましょう。
あなたの価値観に基づいて、大切なものを真っ先に「購入」(蓄財)しましょう。
そうやってしまうとお金が足りなくなるなら、そもそも「完全に贅沢なお金の使い道」ですし、
都合がつけられない、ということです。購入は見送りましょう。

つまり、大切なものをするための時間を最初に確保して
空いた時間を融通して、時間を管理するわけですね。
あなたが勤め人の場合、すでに「平日の9時から18時は仕事だ」と自分の時間を押さえていますよね。
その時間は多少のことでは融通しませんよね。

また、大切なことをするためのお金を最初に確保して、
あまったお金を融通して、お金の使い方を変更するわけです。
すでに「家賃」や光熱費、スマホ代なんかの固定費をすでに支払う予定にした上で
あまったお金からあれこれ融通していますよね。

予定を立てるときに「最初に押さえる時間」「最初に押さえるお金」を
あなたのもっとも大切なものに使う、ということをくれぐれも
忘れないようにしてくださいね。

年末が近づくと何かと忙しく、物要りでもありますよね

私事ですが、
毎年、勤労感謝の日が終わると一気に年末になだれ込む、という印象があります。

そういう慌ただしい昨今ですが、この駄文をご覧いただいている皆様には
体調などにお気をつけいただいた上で、素晴らしい年末を迎えていただきたいと
念じています。

と、まぁ、堅苦しくなってしまいましたが…

実際、一気に年末になっていきますよね。
年賀状の準備や忘年会のお誘い、年末のご挨拶の段取りや、年末の各種イベントなどなどと、これから年末・年始にかけて、それはもうバタバタするんですよ。ええ。

ですので、もう12月になったら勉強とか蓄積とか、もう関係ないんじゃないんですかね。ホント。
バタバタしてたら自分の強みの研鑽やスキルの蓄積とかムリでしょ、する時間もないでしょ。
蓄財も、なにかと物いりですし、甥っ子姪っ子にお年玉も用意しなきゃいけないし
なにげに忘年会・新年会のお誘いを受けているとその飲み代だけでも結構な費用になっちゃうし
飲み会の翌日がお仕事だったりしたらもうウコンのみまくり、外泊しないようにタクシー使いまくり
そりゃ大変で…

と。

そういうふうに思う方もいるかもしれませんね。
やりたきゃどうぞ。止めません。
将来、その1ヶ月怠けたぶん(10年にするとやく1年分)を思い返して、後悔すること間違いないです。

また、実際に苦労して毎日・毎月、作業や蓄財に励んでいらっしゃる方は、
「一度休むともうムリ、休み癖がつくし、大切じゃない事まで”これは重要な事態だから”と
誤って判断してしまうから、回っていかない」ということをすでに自覚されていると思うんです。

繰り返し言いますと

1回「まぁいいや」と休んでしまうと、後が大変ですよ。
「まぁいいや」と思ってやらなくなる癖がついてしまいますからね。
無為な1ヶ月を過ごしてしまったあの空虚な気持ちを、またあなたは繰り返すつもりですか?

1回、「今月は仕方がない」と思って蓄財を休んでしまうと、ホント後が大変ですよ。
「年末年始」以上に大切なことは世の中には山ほどあります。
10年の間にはホントにたくさんの出来事が待っていると思って良いです。

とはいえ、
「時間がない」というのが実状であるのは仕方ないと思います。
「なにかと物要り」というのも事実であると思います。

ではどうしましょう。

結論を言いますと「それでもやれ。積み上げろ」ということになります。
ミもフタもありませんね。

明日から、その詳細について詳しくお伝えしていきます。

奴隷解放RPGのルール: ゲーム後半の攻略法

今日はゲーム中盤・終盤の攻略法についてお伝えします。
このステージがその段階に該当します。

3. 地道作業とプラスアルファ積み上げステージ
4. 勇者の旅立ちのステージ

とはいえ、ここからは各プレーヤー側でやるべき行動が、
各プレーヤーの選ぶ分野、コースによって大きく変わってくるフェーズです。
具体的に「こうすればいい」といった点が非常に言及しづらくなってきます。
そこがこのゲーム中盤・終盤の難しさでもあります。

一方で、自分でこれまで培った技術や学習成果、その活動を通して得られた人脈や
あなたのことを気に掛けてくれるファン、見込み客の存在など
すでにあなたはもう、「第一人者ほどではないにせよ、相応の実力をつけて活動ができる」状態に
なっている段階でもあります。

ある意味、ここからは独断でなんとかできてしまうんじゃないか、と
思えるようになる人も、でてくるかもしれません。
でも、5年、6年、7年、といった段階では、実はまだまだガマンが必要な状態でもあります。

また、ゲーム終盤ステージ4では、自分の自由なお金、自由な時間を使って
毎日集中して、バリバリと活動を推進していく段階です。
あなたは、このように「誰からも何も言われないが、活動する」といったことは、
たぶん今まで、やったことがないと思います。
そういう状態では、もしかしたら「漫然と、ただダラダラと日々を過ごしてしまう」ということにもなりかねません。

ですので、ポイントとしては、かならず
「自分の進もうとしている分野の先輩、複数人の意見を仰ぐ」ことだと思っています。
同じように自分でコツコツとタネ銭を確保しながら進めていくやり方で成功している人、を選んでください。
できればそれぞれでつながりのない、異なるグループに属する人からの意見を聞くのが良いと思います。

そして、もし先輩がいない、ということなら、慎重に歩を進める必要が出てきます。
ステージ3のうちから少しずつテストしながら、自分の進んでいる方向にリスクはないか、
定期的に確認します。

ここで、たいせつなことは「大きな分野でブレない」というところです。
たとえば不動産投資の分野に進んでいるのなら、
そこの分野を続けるのをやめて、YouTuberになるとか、そういう変更はしないほうがいいです。

たとえば10年前はブログめちゃめちゃ良かったのに、
5年たってみた今、振り返ってみると落ち目の傾向がある。とします。
もうブログってオワコンなのかなぁ、と思っても、このステージに来ているのであれば、
続けたほうがいいです。落ち目の分野に入っている、ということは逆にチャンスです。

理由は「新規参入者が少なくなっている」のと、「ベテラン勢も足抜けを狙っている」という点です。
つまりは「ノウハウがすごく蓄積できている」にもかかわらず「ライバルが少なくなっていく」わけで、
そういう分野に行くのは良いことだと思います。

あと5年蓄積を続けてその分野の第一人者になった後で、別のイケてる分野への進出を狙った方が、何もない状態でイチから別の分野を目指すよりも有利です。

・すでに特定の分野の第一人者となったあなたは、素晴らしい人に会いやすくなっている
・すでに獲得している経済基盤と、自由な時間や活動している”第一人者”の肩書きなど、これまで築き上げた資産が次の分野への進出に使える

ただ、5年程度では、多少落ち目になったとしても、すぐに消滅する、ってことは基本ないです。意外と「オワコン」と言いたいだけの連中がいて、それに影響されてしまう人も多かったりします。

たとえばブログやYouTubeなんかは、すでにネットの一部として成立していますし、Google社が潰れるとかそれくらいのインパクトがある出来事がなければ、5年くらいで完全に「滅亡」っていう感じにはならないと思いますよ。
ですので、第一人者になるメリットはまだまだ損なわれていないです。

また、ステージ4では、もう「勉強」はしても、それは「インプット」が目的ではなく
短期的なアウトプットを目的として、学習することにしてください。
ひたすら高品質のアウトプット、成果を重視するわけです。
このようにして「自由な時間」を「インプット」ではなく
「アウトプット」に差し向けて、経済基盤を確立することに専念することがポイントです。

このほか、ステージ4では、これまでみなさんが過ごしてきた環境とは、
活動のステージが大きく異なるので、最初のうちは
収入基盤が全くない状態である点や、
仕事をしているのに「ダラダラしていても誰からも何も言われない」という状態から
変に焦ってしまったり、逆にダラダラと無駄な時間をすごしてしまいがちです。

これまでのステージ2、ステージ3でもう「ダラダラしないで誰にも言われずひたすら
高品質のアウトプットを行なう」ことに慣れている状態であると思いますが、それでも
そうなりがちです。

慌てず騒がずステージ3の段階で、すでに成功している先輩から教えを受けている
状態であれば問題はないだろう、と思うのですが。。。

ステージ4の段階では、より先輩へ、密接に教えを請うようにするのも攻略法の
一つであるように思います。
この点は個々人の状況によって異なりますが、なんにせよ、「自分一人の狭い了見だけを判断材料にしない」というのがこの先のポイントだと思います。

そして経済基盤を確立して、仕組みを作り、自由な時間やお金が入るだけの
仕組みを思う存分整えていくことが重要になります。

これができたら、ゲームのクリア、皆さんは晴れて経済基盤を確立し
それでも自由な時間を確保できる、かつ、
第一人者として自分の分野への影響力も多分に持っている
「勇者」として新しいステージに立つわけです。

これがエンディングになるんだと思います。

最後に、このゲームの「ゲームオーバー」の例は、こんな感じだと思います。

・ステージ1で、10年もの時間を確保できないことを悟った
・ステージ2、ステージ3で、環境の変化、あるいは継続の仕組みを作ることができずにタネ銭も知識の習得、アウトプットもできなかった
・ステージ3で変な先輩に教えを請うたため、誤った方向に行ってしまった、成功を焦ってタネ銭も実力も不十分なまま旅に出てしまった
・ステージ4で、旅に出られなかった。旅に出たが迷子になった。旅に出たがダラダラ遊んでタネ銭を食い潰した。詐欺にあいタネ銭を奪われた。

こんな状態でも、再スタートを切ることができます。
そのときはある程度経験値が増えている状態から再スタートできます。
RPGでいう「2周目スタート」あるいは「強くてニューゲーム」の状態になります。
つまり、失敗してもまだまだ諦めなくていい、ということです。

これが、奴隷解放RPGの全貌です。

奴隷解放RPGのルール: ゲーム序盤の攻略法

今日はゲーム序盤の攻略法についてお伝えします。
このステージがゲーム序盤に該当します。

1. ゲーム期間の設定
2. 地道作業積み上げステージ

ゲーム期間の設定は、ざっくりこの3つの目的で行ないます。

・人生プランの設定
・タネ銭の計算
・10,000時間の法則

これらは互いに密接に連携している内容になります。

タネ銭を蓄積しつつ10,000時間の法則に従って唯一無二の存在になるべく
レベルアップを日々積み重ねる、そのために人生プランは欠かせないものになります。

タネ銭の貯蓄が終わって、実力を蓄え、
唯一無二の存在となり勇者として旅立つ最初の1年は、
ここまで培った実力をひっさげて、ひとときもダラダラすることなく
これだけに集中して旅立ち、思う存分フィールドを駆け回るいわばボーナスステージ時間です。

この1年でどれだけ動けるのか、どれだけの良質なファンを獲得するのか、
それが「勇者の旅」の成否に直結します。

この時期に、何かあなたに、あるいはご家族に、
大きなイベントがある、ということが予測できそうなら、
その期間は避けて、設定することになります。

たとえばちょうど10年後は星回りがよくないとか、
そういうのも気になる感じでしたら、最初から避けてしまいます。

タネ銭の計算についても綿密にきめます。
どんな不測の事態が起きても、毎月、手取り額面の最低1割を必ずタネ銭に回します。
最低1割は毎月欠かさず、です。ここがポイントです。
「今月できなかったから、翌月は2割にしよう」はできません。
その時点でゲームオーバーです。

また、「残業してタネ銭をもっと確保しよう」とか、
「(あまり関係のない)アルバイトをしてタネ銭を確保しよう」と思う必要はありません。
「作業時間の確保」+「最低限のタネ銭の確保」を最優先してください。
現状よりプラスアルファで残業、アルバイトをしなければタネ銭が貯められない、
という場合は、「稼ぐ」方向ではなく「生活を切り詰める」方向にしてください。

このほか、毎日の見質な作業の積み重ねのために、ゲーム期間中は
極力環境の変化を起こさないようにすることもポイントです。

たとえば、今はブラック企業に務めているから、作業時間がほとんど取れない日が
1ヶ月程度続く時も出てくる、といったことでしたら、作業時間を取るために
勤め先の企業を変える、部署を変える、といった必要もあるでしょう。
そういう企業はあなたを奴隷として一生潰れるまで使う技術に長けています。
もしあなたが奴隷解放ゲームをしていると判明したら、同僚や上司もろとも
総力をあげて潰しにかかってきます。

そもそも1ヶ月の間、ほとんど作業時間が取れない時期がでてくるのなら、
10,000時間の法則に則ってあなたの実力を磨くことさえ、ままならないですよね。。
あなたは自分の決めた分野で「唯一無二のプロフェッショナル」になるわけです。
ブラック企業勤めで精神も肉体も疲弊して、カスみたいな状態になっていて、
ダラダラ作業をやって、うまくいきますでしょうか?
それは、ご自分が一番わかっている事だと思います。

できれば超ホワイト企業で9-17時残業なし転勤なし、
そういうところに転職する方が良いです。

多少手取りは落ちるかもしれませんが、
そういう企業は生活コストを切り詰めるための仕組みが行き届いているところが
ほとんどですから、そういうものを利用します。
たとえば格安の昼食お弁当とか、コーヒーや軽食を持参するとか、
そういう仕組みができているはずです。

また、お勤め先で「肩書きをつけて楽になろう」とか「もっと働いて残業して、
あるいは昇級・昇給してタネ銭を増やそう」とは思わないほうがいいです。
そのために日頃から生活コストを切り詰めているわけですし、
残業が増えるとそのぶんストレスがたまってきます。
すると、ストレス解消と称して支出がどんどん増えていくことになります。
飲み会やお酒に消えてしまったり。そうすると作業時間にも影響が出てきてしまいますよね。

そういう欲をかかないためにも、「最低1割」、
1.5万円程度の金額を例としてお伝えしていました。
自分の決めた分野以外への学びについては、
「拡大」ではなく徹底した現状維持を心がけます。

もしかしたら、職場での「付き合いの悪さ」「残業しない」という態度でいる事で、
職場のメンバーから白い目で見られるかもしれません。

実は現代の日本の企業では、多くの場合、労働の成果は「報酬」ではなく
「名誉/不名誉」によって
もたらされると思っています。

歩合制だった場合は当てはまりませんが、多少成績が良くても全然、給料は上がりません
与えられるのは職場メンバーからの褒め言葉やせいぜい社内の表彰、副賞のハワイ旅行?その程度です。

逆に成績が悪くてもクビにはなりません。単に職場メンバー周囲の視線や態度が
冷たくなる、ただそれだけです。言い換えると、精神攻撃を受けるだけ、です。
そういう精神攻撃をまともに受けず、流されず、
回避しつつ自分のやるべき作業をこなしていくことも
人生における重大な勉強なのだと思います。
「あなたが大切だと思っていることを本当にたいせつにする」という修行ですね。

あと、結婚とかも当然、考えないほうがいいです。
奴隷の身分で結婚しても、さらに支出が増えてしまい、
タネ銭の確保すらままならなくなるどころか、余分な出費も増えます。自分の時間も減ります。
結果的に、一生奴隷から抜け出せなくなるコースを選択した、ということになります。

玉の輿、あるいは逆玉の輿で、結婚相手の資産をゲットでき、
しかもそれが自由に使えるのであれば、タネ銭などにも回せるばかりか
火事や生活コストの低減化などもできますが、それはレアケースです。
9割以上のケースでは、結婚=負債だと思って良いと思います。

二人で一緒に過ごさなければならない時間もでてきますし、
その親族の方々とのお付き合いもあります。
結果として自分の時間が確保できず「10,000時間の法則に則る」ことができなくなる、
それくらいの時間を余分に使ってしまう要因になります。

もし恋愛がしたい、ということでもガマンしほうがいいです。
余分な時間を消費して相手に振り回されるだけです。
あなたが男性で、女性慣れしていない、という場合は別として、
奴隷の身分でする恋愛と、自由の身になってする恋愛では
よい相手と巡り会えるフィールドや、楽しさ、などなど全然変わります。

「そんなところでパートナーも自分の人生も妥協してどうする」っていう感じですね。

とにかく生活レベルを下げてタネ銭を確保し、自分のやるべき事を
粛々と遂行する事だけを考えて、遊ぶのも計画的に取り入れて、
それ以外はシャットアウトする、という地道な行動を選択していくことが
ゲーム序盤、2ndステージ攻略の大きなポイントになります。

明日はゲーム中盤、終盤の攻略ポイントです。

奴隷解放RPGのルール: 勇者として旅立つあらすじ

早速ですがルールを書いていきます。大まかに4つのステージに分かれます。

  1. ゲーム期間の設定
  2. 地道作業積み上げステージ
  3. 地道作業とプラスアルファ積み上げステージ
  4. 勇者の旅立ちのステージ

1. ゲーム期間の設定

ゲーム期間を設定します。ここでは
個々人の人生設計などがありますけど、最長12年くらいで設定してみます。

次に、そのゲーム期間で蓄財できるタネ銭を計算します。
これはステージ4で必要なものです。

タネ銭の計算方法は繰り返しお伝えしています。
“毎月の収入の1割×12ヶ月×10年”、です。
「毎月の収入」は手取りベースで計算したほうがラクです。
「毎月の収入の1割×12ヶ月」は手取りの年収、と見なして良いです。
仮に手取り月収が15万円だったとして、1.5万円×12->18万円、
この10年分ですから180万円、これがタネ銭です。

厳密には、1年たったときに3%利息くらいでの運用を
たとえば投資信託などシンプルな開始してみます。

https://www.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/rougohasan/080400002/?P=3

そうすると、もうちょっと増えます。
金融庁の資産運用シミュレーションでみれば

https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/moneyplan_sim/index.html

毎月の積立金額 1.5万円 / 想定利回り(年率)3% 、積立期間10年として
最終積立金額は 2,096,121円、とのことです。
利息から税金が2割ほどかかるので、およそ200万円くらい。
これがタネ銭になります。

これは、あなたが1年間、フルタイムで自分の好きな事業に打ち込める金額になります。
生活を切り詰めれば、もしかしたら2年間活動できるかもしれません。

この1年の間、好きな事業に打ち込むための準備を今から、10年かけて真剣に実行していきます。
まずはあなたが打ち込みたいと思うものを決めます。その決定には
最低1ヶ月かけます。1年かけてでも、必ず見つけます。
ここからが地道なゲームのスタートになります。

2. 地道作業積み上げステージ

ブロガーとして生活したいなら毎日勉強しながらブログ記事を書きます。
ユーチューバーになりたいなら、毎日YouTube投稿をします。
不動産投資をしていきたいのなら、不動産の勉強をしたり見込み客を見つけたり
フリーランスのプログラマになりたいなら、その勉強をしたり技術力をアピールするブログ記事などをどんどん追加していきます。

なぜ10年か、といえば10,000時間の法則に由来しています。
1年あたり1,000時間、1ヶ月あたり84時間、1週間あたりおよそ20時間、1日あたり3時間程度。
毎日毎日来る日も来る日もがむしゃらに、その好きなことに打ち込みます。
それが「こうなりたい」と思う分野での、”唯一無二のプロフェッショナル”になる方法です。

3. 地道作業とプラスアルファ積み上げステージ

5年くらい経過すると、その毎日の作業はもはや、当たり前のことになっていると思います。
今度は日々の作業と並行して、その分野でのビジネスモデルを研究して、組み立ててみます。

その頃には、あなたがやりたい分野についての知識は十分についていますし、もう
初心者の方であればリードしていけるくらいの実力になっていると思います。

余裕がある方でしたら、そういう方に対して有料で教える立場になってしまっても良いと思います。
ここで本業を辞める、ということではなく、副業としてやってしまう、ということです。

もちろん、この時点で副業の収入が本業のそれを確実に上回りそうなら、
タネ銭の蓄積や10,000時間の法則、第一人者になるという目標を達成することなく
そこに注力してしまってもいいと思います。
その時点で、もはやあなたはゲームクリアできている状態、だと思います。

4. 勇者の旅立ちのステージ

こうやって「唯一無二のプロフェッショナル」になり、
タネ銭も十分に蓄積できたら、あとは1年間かけてそのタネ銭を使って
自分のファンをひたすら集めまくります。
その方法は「毎日欠かさず高品質の情報提供をすること」です。
そのための時間も、技術も、お金も、十分に備わっているはずです。

そしてひたすら、高品質な情報提供を繰り返すことで自分(あなた)という商品が
とてつもない高付加価値になっていて、ヘタをやらかさないかぎり、
方向性がブレない限り、あなた、という唯一無二のブランドとなったあなたに、
見込み客や顧客が絶えず頼ることになります。

これが奴隷から解放され、あなたが唯一無二のプロフェッショナルとして
新たな人生の旅にでる、勇者が冒険に旅立つまでの大まかなストーリーになります。

明日はもうちょっと細かく、ルールについてお伝えします。

優先順位の変更に対する誘惑から自分を守る3つの方法

前回の投稿のお話が理解できますと、
「突然の優先順位の変更」=「計画の失敗」
という図式が理解できると思います。

つまり「突発の優先順位変更」が積み重なることで
ビジネスの失敗にまで発展する、非常に重大な事案であるとわかります。
このように「優先順位の変更を持ちかけてくる誘惑」は、
非常にダメージの大きな攻撃魔法だという点が理解できると思います。

このような「優先順位変更への誘惑」攻撃に対する防御方法は、
次の3つです。

1. 時間をトリガーにするのではなく、一連の行動をトリガーにしてスタートする
2. スルーする力を身につける
3. 精神と時の部屋に引きこもる

1. ルーティンとして行動を変更しないように決めておく

○○時からやる、と決めていてもそれができないのは、“○○時”という時刻と、行動とが直結していないからです。
○○時からやる、とするよりも○○をやったら続けて作業を開始する、と決めたほうがやりやすい人も多いです。

たとえば10時から1時間勉強する、としていて、9時45分に席に座ってスマホを触っているとします。
この場合、10時になっても、引き続きスマホを触っていることになる確率は高いと思います。

それよりも、9時45分に席に座ったら、そこから勉強を1時間やり出すほうが優れた方法だと私は思います。
なぜかといえば、席に座った、という流れからスムーズに勉強できるからです。
一息つこうと思ってしまうと、完全に気が抜けてしまって取り返しがつかなくなりますので
行動している流れそのままを利用して、決めている作業を実行するようにしましょう。

作業を開始するタイミングのことを「スタートトリガー」と言います。
スタートトリガーは「○時から」ではなく「席についてから」とか
「晩ご飯を食べ終わって洗い物が終わったら」とか、そういう流れでスタートする方法も
一度試してみてください。

もしかしたら人によって「時間」「行動」どちらの区切りがスタートトリガーとして
適切なのか、というのが異なるのかもしれませんので。
両方試してみるといいと思います。私は行動からの流れ、のトリガー派です。

言い換えると「コマンドの順番を決めておいてその通りに実行する」ですね。

2. スルーする力を身につける

あなたの優先順位を変更させるため、いろんな人が、いろんなメディアが、常にあなたに
誘惑の魔法を投げかけてきます。
たとえば、(テキトーに書いてみますが)

・今年最後のかき氷食べ放題、二度と来ないぞ今年の夏!
・平成最後のクリスマスはぜひ当レストランの平成スペシャルディナーパーティへ
・今週限定スペシャルメニューは鶏白湯エスプーマの効いた骨付きラムステーキカレー全部のせ
・いま流行している○○、持ってないなんて超ダサい、狙いのあの子にモテてないぞ
・熱意にあふれているあなたに向けて、このセールスレターのページを開いてから10時間だけの
特別価格をご用意しています
・この飲み会に来ないとホント損だから、○○課のアイドル○○さんも今回は特別に参加するんだよ
・この打ち上げに参加しないとプロジェクトでこれまで頑張ってきたとは見なさないからな

こういうのをスルーする力を身につけましょう、ということですね。
だいたいの宣伝文句って、いくつかのパターンがあります。

パターン1 : 現在の不満にフォーカスするパターン
今あなたは不満な状態ですよね。
ホラホラ、こういうことあったでしょ?
今後もそういうことあると困るよね?
これがあるとその不満な状態がなくなるよ!
参加するでしょ?

パターン2 : オファーに乗らないと損することをアピールするパターン
今回あなたが特別に参加できるチャンスのこれ、
参加しないなんて本当に損ですよ、ほんともったいない
参加するとこんな良いことがあるよ
参加しないとトホホだよ
参加するでしょ?

パターン1 に対する防御方法は、こんな感じです。

今あなたは不満な状態ですよね。-> いえいえ、とても満ち足りていますよ、吸う息吐く息大満足です。
ホラホラ、こういうことあったでしょ? -> あるかもしれませんが、それがなにか?
今後もそういうことあると困るよね? -> 一時的には困るかもしれませんが、乗り切れます。
これがあるとその不満な状態がなくなるよ! -> なくなるかもしれませんが、これまでどおり大丈夫です
参加するでしょ?(キリッ -> しません(キリッ

パターン2 に対する防御方法は、こんな感じです。

今回あなたが特別に参加できるチャンスのこれ、 -> いや満ち足りてるしいいよ
参加しないなんて本当に損ですよ、ほんともったいない -> 今まで通りでいいよ
参加するとこんな良いことがあるよ -> 良いことあったとしてそれがオレにとって良いことなの?
参加しないとトホホだよ -> べつにトホホでもアンタよりトホホな人生にはならないからいいよ
参加するでしょ? -> だからしないよって。

実際、こういう誘惑を持ちかけてくる相手は、いろんな人に声をかけてきていますので
あなた一人が断ったところで痛くもかゆくもないですよ。
「いやー困る」とかそういう演技はするかもしれませんが、事実、
参加しなかったところで彼/彼女は別の人に声をかけるだけです。
堂々とスルーしていきましょう。

「魔法を掛けてきてもそれに乗っからない、同じ土俵に乗らない」ということですね

3. 精神と時の部屋に引きこもる

引きこもる、それは最強の防御魔法です。
考えてみますと、世の中には自分でコントロールできることと
自分ではコントロールできない事があります

自分の行動は自分でコントロールできます。
ですが、身の回りで発生するできごとは、自分ではコントロールできません。
そういう、自分ではコントロールできないことを極限まで減らすためには
「引きこもる」のが最強、かつ手っ取り早い方法です。

昔はお坊さんが修行だといって山に引きこもって、閉じこもっていたのも
そもそもは街にある誘惑から遠ざかるために、とのことですよね。
山にはあまり誘惑はありませんから、引きこもっていたわけです。

そのように自分ではコントロールできない「外界」の影響を
できる限り排除するために、情報を遮断するのは非常に有効な手段です。

たとえば、テレビ(特に深夜)、雑誌、ネットニュースを見ないだけで
得られる情報は一気に減ります。たいてい自分の将来とは関係のない、ムダな情報に
触れる時間を大幅に減少させることができます
その情報を処理するための時間や労力を、自分が必要な修行に充当するわけです。

また、テレビやスマホから情報を収集することを一度やめると、
夜更かしがなくなります。早寝早起きになって健康になります。
こういう生活はどんどん続けるべきだと思います。

結婚していたりすると精神と時の部屋には引きこもりづらくなりますが、
できる限りの時間をその静寂な空間に居続けるように努めると良いです。

まとめると「魔法を掛けてくる相手から遠ざかる」っていうことですね。

この三つ、まとめると
「実行することを決めておいて淡々と実行」
「自分の行動を邪魔しようとする相手はスルー」
「魔法の射程距離外に出て、安全地帯に移動する」
こういう事になりますね。

後の方になればなるほど強力な防御方法になります。
3ができなければ2や1、という形で実行していけば、おのずと
「決められた作業が毎日淡々と実行できる」仕組みが作れてしまうわけです。
頑張ってください。

まだ「貯蓄をするためのお金が確保できない」と嘆くあなたに

昨日と同じようなタイトルですが…(笑)

作業時間の確保と、貯蓄とはすごく似ています。
どちらも「先に確保しておく」というのがポイントです。
「時間ができたら、作業をしよう」「お金が余ったら、貯蓄をしよう」
どちらも、理屈の上ではできるんじゃないかと、最初は思うんですが
不思議なことに、結果としては、両方とも「できない」ことになります。

なぜかっていうと、優先順位が低いからですね。
本当に必要な作業を毎日実行したいなら、
そして、本当に必要なお金を毎月貯金したいのなら、
「1日の最初、週の最初、月の最初、年の最初に時間を確保して、妨害されないように手を回しておく」
「給料が振り込まれた都度、お金を確保して、簡単に引き出せないところに移動する」
こういう防衛が必要になります。

時間を確保していた、お金を確保していたとしても、結果的に
「作業に時間を充てられなかった」「お金を別の用事で使ってしまった」という場合には
だいたいこんな感じのことになっているんじゃないでしょうか。

「この時間で作業をする、と決めていたが、割り込みで用事が入ったのでそれに充てた」
「このお金は貯蓄する、と決めていたが、急な物要り用があったので、それに回した」

そして、この判断をしたときは、
「明日、そのぶんの作業時間も回して2倍やろう」と思っていたり
「来月はその物要り用はないので、2倍ぶん貯蓄しよう」と思っていたりしますよね。

でも、明日になったら、また別の割り込み作業が発生したりしますし、
来月になったら別の物要りな用事ができて、やっぱり貯蓄できなかったりします。
そうやってあなたはいままで、必要な作業が積み上げられていなかったり、
ぜんぜん貯蓄ができていなかったりするわけです。

こういうことですから、もう
「大事な作業向けに確保した時間は本当に融通がきかないんだ」と諦める必要があります。
「このお金はもう手元にないものなんだ」と諦めて、「物入りの用事」に対しても
支払いをしないようにする必要があります。

実際に、割り込みの作業よりも「大事な作業」のほうがあなたにとって大切なんですよね?
実際に、物要りの用事よりも「タネ銭の貯蓄」のほうがあなたにとって大切なんですよね?

このように「本当に大切なものをたいせつにする」ことができない人は作業も滞りがちですし、貯蓄もできません。

あなたの優先順位を間違えないようにしましょうね。

割り込みの作業ができないのと、「大切な作業」ができないのとではどちらが損ですか?
たいていは「割り込みの作業」(第Ⅲ領域の作業)が大切になっているんじゃないですか?

いや、そんなつもりはない、とおっしゃるかもしれませんが、
結果的に、「大切な作業」よりも「割り込みの作業」が優先されてしまっていませんか?
だから「大切な作業」がいつまでたってもできていなかったりするんですよね。

同じように「タネ銭の貯金をして、それをベースに経済基盤を作り上げる」ことができないのと
「物要り用(大抵はセールの服だったり、本だったり、結婚式のご祝儀だったり…)」を見逃すのとでは
未来を切り開くためのタネ銭よりも一時的な感情を満たすほうが大切だったりしますよね。

そうならないように、気をつけることです。
大切なことですから、もう一回言いますね。
コツは、「もう存在しないもの」と諦めることです。
つまり、こういうことです。
「割り込み作業をする時間さえ存在しない」でも大切な作業をする時間は存在するんです。
「物要りの用事を果たすお金は存在しない」でも未来を作り出すためのお金は存在するんです。

時間はみなさんにとって平等に与えられていますね。
同じ1分、1秒でもその使い道によって、生み出される価値は全然違う。

お金は平等に配分されているわけではありませんが、同じ1万円のお札でも、その使い道によっては
全然価値のないものもありますし、すごくオトクだと思えるものもあります。

そういう価値を実感するために、たとえば私は、こんなことをしています。一例ですけどね。

「バーティカルタイプの手帳で、大切な作業をするための時間帯を蛍光ペンで目立たせている」
「タネ銭のお札は使うのが恥ずかしくなるようにするために端っこを少しだけ蛍光ペンで塗っている」

実際、「大切な作業をすること」も、
「未来を切り開くためのタネ銭」も、どちらも非常にオトクなものです。

もっとも重要なことは、”大切なものをたいせつに扱うこと” っていう点を
日頃から意識してみたほうが良いと思います。

そして、
「将来を切り開くために必要な作業時間」
「未来に生きるためのタネ銭」どちらも、そこまで大切なものでもない、ということでしたら
このブログは見る必要ないと思いますよ。
数年先とか気にせず、流されるままに生きていくのもそれはそれで、楽しいことかもしれませんし。

選ぶのは自分、っていうことですね。

予算の決定は節約のキホンのキ

お金、貯めてますか?
節約、してますか?

毎日、テレビを見ているとCMや情報番組なんかで、いろんな商品がオススメされます。

この掃除機めっちゃいいですよ、静かで吸引力もハンパないです。
この電子レンジすごくいいよ、なんでもボタン一つでホッカホカ。
この化粧品が、ホントお勧め、お肌プルプルでしっとりすべすべ。
このスイーツが今話題沸騰、どのお店も品切れになるほど大人気。

キリがないです。ホントに無限かと思えるくらいのオススメ情報があれやこれやと
舞い込んできます。
テレビだけじゃなくて、SNS上なんかで「インスタ映え」な写真がいっぱい並んでいると、
思わず「いいなぁ、行ってみたい、食べてみたい」などなどいろんな感情が湧き出てきます。

こういうとき、発生した欲望をそのまま素直に購買によって満たすことができる
大変セレブな方じゃなければ、葛藤が発生するんじゃないでしょうか。
むしろ、そういうセレブな方は、すでにレベル0ではないと思うんですけどね。。。

どういう葛藤かというと、「いまこのスイーツ食べたい」
「今この掃除機があったらめっちゃ掃除ラクになっていいよなぁ」
「いま、この電子レンジがあったら調理時間少なくてそのぶん仕事できるなぁ」とか。

大抵は、“いま、これをすればこうなる、だから良いなぁ”
“でも、そのあと良い感じにならなくなるかもしれないなぁ” という感じだと思います。

やっぱり、節約するには予算をきちんと決めておく必要があります。
無限の欲求への刺激に対して、たくさんの「守り」を行なってきたつもりでも、
ついついぽろぽろとオーバーしているな、とか、
予算を決めておかないと把握できないんですよね。

月に収入が30万円だったとして。
最低10%の3万円を貯蓄に回すとして、残り27万円でどうやって
生活をしつつ、かつ、継続して実行するための活動をするのか
実際に予算を立てます。

そこから、余った金額がもしあれば、
はじめて、そのぶんはあなたが自由に使えるお金、ということになります。
つまり、余った金額を使えるのは「翌月」になります。

もし、27万円では足りない、ということになっても、
残りの3万円に手をつけることはせずに、
なんとか27万円と先月までの余った金額で、対応していきます。

つまり、普通は「余った状態になる」ことが当たり前なんですよね。
この前提でしっかりと予算立てをしなければいけません。
予算立てのとおりに、生活をしなければいけません。

突発的な誘惑に、お金を振り向けてはいけません。
振り向けられるお金は、予算内の範囲だけです。
予算立てをしているのにお金を貯めることができない人は、
この部分が上手くいっていないことが多いです。
誘われてついつい、ってやつですね。
誘われてしまうにしても、それも予算の範囲で済ませる必要があるわけです。

少し慣れてきたら、先月までの余った金額のうち半分を、さらに貯金に回します。
もっと慣れてきたら、貯蓄に回す金額を、月収の10%から20%へ、と引き上げていきます。
それによってさらに貯蓄のペースがアップしていきます。

このように貯蓄が進んだ先には、なにが待っているのか、という点をきちんと把握しておいてください。

たとえば収入の最低1割の貯金を続けていくと、10年後には1年ぶんの収入と同じくらいの蓄えができます。
つまり、1年分働かなくても生活できるだけの資本を手に入れることができますね。

月の収入が30万円だっとして、毎月3万円ずつ、10年間貯めると360万円になります。
これを、たとえばスタートアップ融資などを使って同額の360万円、あるいは2倍の720万円を融資すると、
1,080万円の手元流動を確保できる、という方法が使える、かもしれません。
(このとき、利息が安くなるから、といっても連帯保証には入らないほうがいい、かもしれません)
※国の制度の利用なので、「かもしれません」と濁している点はご了承ください

この資金を使って、これまでの10年で継続作業を続け、積み上げてきた自分のビジネスを、思う存分本格的に始めることができる、ということです。

このビジネスにいったん失敗しても、また、
最長で10年間の貯蓄をして、新しいビジネスに繰り出せば良いわけです。
最初の貯蓄ができた人は、実際にはもっと早く、この貯蓄ができるように
「貯蓄のチカラ」がついているんですけどね。

あと、きちんとこの手順で貯蓄を行なっていた場合、
実際のところ最初の事業でもあまりムリをしない予算立てができるはずですので、この時点で大コケしている、という可能性は低いと思います。
それでも無理な予算立てをしちゃった、という場合は、事業の初期段階のリサーチ不足が原因だと思いますよ。

話しは戻りますが、予算立ては貯蓄のキホンのキです。
予算立てのカンタンな手順は、次のとおりです。

  1. 過去3、4ヶ月の支出をすべて書き出して、それを「固定費」「変動費」に分けます
    ( この「書き出し」も一つの壁かもしれませんね )
  2. 固定費を「明確に必要」なのか「明確に不要」なのか「グレー」なのか、に分けます
  3. 変動費も「明確に必要」なのか「明確に不要」なのか「グレー」なのか、に分けます

まずは「明確に不要」な部分の削減をして、それで月の収入の90%で生活が可能なのか、計算してください。
不可能なら、「グレー」部分も削減が必要です。
とくに、「明確に不要」な固定費部分は真っ先に確保しましょう。すごくラクになります。
変動費の「明確に不要」か「グレー」かの判断については、必要に迫られない限りは「グレー」にいれてしまってもいいでしょう。

一気にやろうとするのではなく、慣れないうちは少しずつ、やっていくのがコツです。
あなたが「ステージ0」の場合、最初の2、3ヶ月は「収入の9割での生活」を死守することにすべてのエネルギーを集中させてください。

そのようにしてまずは予算内の生活を心がけてください。
予算内での生活に慣れてきたら、今度は「グレー」部分の削減にもチャレンジしていきます。
そのうち、「明確に必要」としていたものが、そうでもないなぁ、「グレー」かもなぁ、と感じることもあります。
それが固定費であれば遠慮なく「グレー」にしてしまって、削れるなら削ってみてください。

節約については個人差による環境や慣れの部分が大きいです。
最初はムリせずにやっていきましょう。

「お金」と「ビジネス失敗」の密接すぎる関係

さて、いままでの「お金」についてのお話、ご参考になりましたでしょうか。
これまで「ステージ1」だった方が、じっくり「ステージ2」そして「ステージ3」へ、
ステップアップするように本気で取り組むと、
2年間で100万円くらいなら十分貯められるくらいの貯蓄ができると思います。
また、質素をベースとして「節制」や「自分の自由になるお金・ならないお金」の区別についても
できるようになってくると思います。

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お金のステージ、の話(概要)

お金のステージについての話です。

これはお金に関するセミナーや、 多くの成功者の、お金の使い方に関する著述を確認して、確信を得た方法です。

なお、ほとんどの成功者は、自分の今のお金の使い方や、お金に関する哲学が最も優れている と、思っていて、それを近道だから、と皆さんにもオススメします。

もっと具体的に言いましょう。

とくに皆さんの目にする「お金の使い方に関する著述」は 主に「貯蓄の方法」か、あるいは「投資の方法」や、 「ビジネスで成功するための自己投資」といった内容ではないでしょうか。

主に「貯蓄の方法」では、このようなことが言われます。

「とにかく貯める」 「一定額を貯蓄して、使わないようにする」

一方で、「投資の方法」や「自己投資」については

「投資しないことが一番のリスク」 「自己投資した額に関しては、必ず自分に返ってくる」

こんなことが言われますね。 「お金のステージ、の話(概要)」の続きを読む…