たまには休憩が必要な時もある(訂正:2->3月末まで休載しますm(__)m)

私事ですが、インフルエンザにかかっていまして、しばらく病床に伏せっていました。

そして、治ったと思ったらこんどは家内が。。。

仲が良いのは良いことなんですが、べつにインフルは移らなくてもいいんですよね^^;

ちょうど現在事務所の引っ越し作業などもろもろの手続きを進めていまして、バタバタしております。

当ブログも優先度が低いわけではないのですが、体調やもろもろの面を鑑みて、1月末 2月末3月末までブログを休載させていただきます。楽しみにされている物好きなかたはいらっしゃらないでしょうが、あしからずご了承くださいm(__)m

計画をうまく実行に移せないあなたへ。三日坊主でもかまわない、また次の三日間やれば良い

まだ1年が始まったばかりですが、年始に立てた行動計画がさっそく実行できなかった、という人もいるかもしれないですね。

環境が変わるとまた行動も変わります。

たとえば計画を立てたときはお正月三ヶ日で、まる一日自由な時間だったわけで
あんなこともこんなことも、まだまだいろいろできる自由さがありましたが

いざ、お仕事が始まってみると早速残業なんかしちゃったりで、計画の実行に必要な時間が確保できずに悔しい思いをする人も出てくるんだと思います。

一度実行できなかったら、そこで一気にやる気をなくしてしまう人も実際いたりします。

あーあ、新年早々決めたことを実行できなかった・・・もうダメだ・・・と心が折れてしまって、残りの358日くらいをダラダラと過ごすことに決めちゃった人もいるかもしれないですね。

そういうあなたに朗報です。

新年の計画は年始からきちんと、続けなければならない、なんていう決まりはどこにもありません。

そう、三日坊主になってしまっても、またすぐやり直せば良いんですよね。

たとえば1月7日からはじめて、8日、9日と続けた、でも10日は実行できなかった。三日坊主だ…なんてだめなんだー…などと嘆き悲しむヒマがあるなら、
気分を入れ替えて、また11日から12日、13日とつづければいいんですよね。

そして、14日に実行できなかったら、今度はまた気分を入れ替えて、また15日から実行していけばいいわけです。

こういう風にしていけば、1月は7日からはじめても19日実行できますよね。

一方で、10日に、ちょっとした誤りで実行できなかった、で止めてしまえば3日実行して終わりです。1ヶ月で16日も変わってきます。

当初1月からはじめて3月で終わる予定だった計画が、4月に終わるようになるだけです。三日坊主を続けながらも、なんとか完成まで持って行くことができるわけですよね。

計画だけたてて実行しないより、計画からは少し外れてしまっても、三日坊主を繰り返しながらでも実行してしまうほうがはるかにマシです。

三日坊主でも嘆くことはありません。大切なのは続けようとする意思です。

三日坊主だから計画を立てない、ではなくて、三日坊主だからこそ計画をたてて、きちんと目標を手帳に書き留めて、実行していくことがたいせつなわけです。

目標を手帳に書いてあれば、いつでも気分あらたに再スタートできます。
だから、三日坊主は直す必要がなくて、そのままで実行してしまえ、ってわけです。

そういうことを繰り返すうちに、いつの間にか目標を達成するための行動が習慣になって、いつのまにか無意識のうちに、やるべき事を実行するようになってきます。

むしろ、実行しないとなんだか違和感がある、といったくらいにまでなってきます。

そうすれば、自動的に目標は達成されてしまったようなものです。

計画をうまく実行に移せない、というあなたも足掻いて、あがいて頑張ってくださいね。

スケジュール帳への落とし込み : イベント達成型の目標の場合

前回は、たとえば「年間で本を○○冊読む」など、実績を積み上げていって、
達成する形の目標(「積み上げ型」)に対するスケジューリング方法
についてお伝えしました。

毎日の、数時間で行なうべき行動についてはTODOレベルで設定することになります。「目標」という言葉にとらわれて「少しキツめで」とか、そういう無茶はすべきではない、ということです。

成果をアップさせるときは「無茶」をするのではなく、習慣や作業の段取り・順番の変更といった「仕組み」で行なう、という原則を忘れてはいけません。

もちろん、努力はどんどんすべきですし、移動に例えたらダラダラ歩くよりも小走りのほうが、当然早いです。
「小走り」は、意識を集中してキビキビと効率良くものごとへ対処していくことを指します。
それは作業の現場でも大切ですから、どんどん行なうべきです。
これは「少しキツめ」とかいうことではなくむしろ「当たり前」のことです。

ですが、人間の全力疾走よりも自転車や電車、飛行機など乗り物に乗った方がもっと早いですよね。このように「全力疾走:無茶をする」ではなく「乗り物:仕組み」を変えることに意識をフォーカスすることが重要だよ、ということです。

もちろん、「乗り物を探す」のは作業の実行中じゃなくて、作業を行なう前の段階でやる必要があります。

たとえば、”毎日ブログ記事を書こう”とするとき、ネタ検討の際、イチからひねり出すために頑張って、頭をフル回転させて15分かかるとしましょう。

でも、メモ帳などにネタのストックを日頃から書き溜めていれば、それを参考にできるので ネタの検討は5分もあればじゅうぶん(敢えてひらがなです^^;)ですよね。10分の短縮になります。

これは、メモ帳などのストックがない状態で「焦って5分でひねり出した」ネタとは 比べものにならないくらい品質も良いはずです。

このように、「仕組み」を利用することをどんどん検討するべきなんですよね。
ただひたすら「焦る」のではなく、「仕組み」を作っていくことにエネルギーを注力しましょう、ということです。

そして、「仕組み」を作り上げていくよう検討するのは、作業中じゃなくて、作業をしていない時間です。
作業中に「仕組み」のことを考えると、かえって作業が手につかなくなりますからね。

今回は、「今年○月○日に開催される○○○という試験に合格する」など、
“特定の日時に開催されるイベントで、上手く振る舞う”という形の目標(「イベント達成型」)に対する
スケジューリングの方法
について、お伝えします。

このようなイベント達成型の目標の場合、

1年の特定の日に向かって何かを実行する

という形になります。

たとえば「試験に合格する」だと試験日やその前日に行動を完了させるように、目標を設定しているはずです。

スケジューリングの手順としては、ざっくりとこんな感じになると思います。

*1. 現状分析
*2. 不足している要素を補う最短コースを検討
*3. 必要な時間の概算を算定し、間に合うか、見送るか(見送るけど翌年に備える事も含む)判断
*4. 要素を補うための作業、訓練などを粛々と実行する
*5. 定期的に進捗状況を見直し、*2や、*3についても必要なら再検討する

まず「現状分析」では”特定の日時に開催されるイベントで、上手く振る舞う”ために あなたが今不足していることを列挙します。それを入手するための最短コースを 本を読んだりネットなどをリサーチしながら、検討します。

その最短コースを歩むために必要な時間と、残された(実際に割くことができる)時間を比較して、現実的に「上手く振る舞う」ことができるのか、検討します。 できないとしても「できる限りチャレンジする」のか「諦める」のか、そういった点を検討します。

そして「やる!」と決めたら迷わず、粛々と実行していきます。

実行するフェーズについては、「積み上げ型」と同じように、冒頭でお伝えしました「仕組み」の検討もあわせて、実行していくといいと思います。

もちろん、中間でのいわゆる「チェックポイント」は必要ですので、 定期的に「上手く実行できているのか」「(たとえば試験範囲の変更、新技術の登場など)
最新の情報によって、やるべき事・やるべきではない事が変わっていたりしないか」といった点を見直します。

イベント型といいますか、「試験」で必要なことは、とくにその難易度が高ければ高いほど、受験者の中でも「自滅」してしまう人が出てくる可能性が高い、ということですね。

直前に勉強を詰め込みすぎて体調を崩したり、本番の試験で「ひっかけ問題」にやられてしまったり、逆に勘ぐって、普段では絶対に選ばないであろう選択肢をついつい選んでしまったり。

そういうことが内容に、数日前からは睡眠時間を十分確保したり、普段やってもらっているマッサージを受けたり、といった”体調を整える”ことも、やるべき事として加えておくと良いと思います。

そこまで含めてスケジューリングになりますね。

このようにして、目標達成までのスケジューリングをどんどん実行していくと
良いと思います。

今日でお仕事納め、という方々も多いと思いますが、これまでお伝えしたことを
ご参考にして、来年の目標設定と、1年のスケジューリングを、まずはしっかり
行なってくださいね。

この上なく素晴らしい状態になるよう踏み出すことができるきっかけになればいいなと思います。

次回は来年に更新の予定です。
みなさま、良いお年をお迎えください。

忙しいときこそ、ビジネスレベル0流の時間管理術が効果を発揮する

「時間管理術」について、たくさんの書籍やWebページの記事が出ていますよね。
バーティカル(垂直軸)の手帳に、それこそ15分ごと、10分単位で出来事を書き込んでいったり、
それをTODOリストのようにしてどんどんと実行していったり。

いわば、「1日に10できることがあるとしたら、それを11とか12、15とか、そういう風に増やす方法」ですね。
それはそれで非常に有用な事なんだと思います。

では、あなた、それを実行できていますか?
たぶん、できていないと思います。

仮に、できていたとします。
それで、あなたの生活は充実していますか?

なぜ、時間管理術をマスターしても、あなたの生活は充実しないのか。
時間管理術の本をいくら読んでも、あなたは常にいろんな雑務に追い立てられる生活が変わらない。
その理由はなにか、といえば、

くだらない、つまらない、
あなたの人生にはクソほどの役にも立たないことで
あなたのスケジュールを埋めてしまっているから

というわけです。

手帳を使って効率良く作業して、
空いた時間でどうでもいいSNSの閲覧してたり、
スキマ時間で安易にできるスマホゲームをしているとか

時間管理術を駆使してどうでもいい友人から誘われた
飲み会のスケジュールを、あなたの人生を左右する
重大な作業の枠を無理矢理融通して、前もって押さえてしまうとか

そんなことをやっている限り、あなたは永遠に
充実した人生をおくることはできないでしょうね。

もしかしたらあなたは自覚がないだけかもしれませんが、
この点は、以前の投稿でお伝えしました
「時間管理のマトリックス」に従って、あなたの先週行なったことを
分類していけばわかることです。

とくに、年末年始はすごくみなさん大人気、引く手あまたのお誘いがあることでしょう。
年賀状も書かないといけないし、
年末の作業もあるし、なにかと大変です。
そういうときこそ、時間管理のマトリックスによる分析が有効です。
分析のしがいがあります。

一度、閑散期に分類をしてみて、別の時に、
あらためて繁忙期にも分類をしてみると

実は第Ⅰ領域・第Ⅱ領域・第Ⅲ領域・第Ⅳ領域のそれぞれの時間の使い方が
あまり変わっていないことに気づくと思うんです。
せいぜい、第Ⅰ領域・第Ⅲ領域の内容がすこし増えたかな、というくらいで。

時間管理、蓄財の根本的な考え方は
「大切なものをもっとも大切にする」
ということです。
大切な作業をするための時間を最も先に確保すべきですし、安易に動かしたりするはずないですよね。
大切な蓄財はまず先に確保すべきですし、安易に融通するものではないですよね。
ある意味「大切な人との時間」「大切な人のお金」だと思ってみれば、そうそう簡単に動かせないことに気づくはずです。

人生は一つだけですから、大切なものが多すぎる、ということは何か本当は大切ではないことが
紛れ込んでいるんじゃないか、とそう思いませんか?

あなたの価値観に基づいて、大切なものを「最初に」「優先して」押さえていきましょう。
それに合わない予定は、そもそも「存在しない時間」ですから、都合がつけられないということです。パスしましょう。
あなたの価値観に基づいて、大切なものを真っ先に「購入」(蓄財)しましょう。
そうやってしまうとお金が足りなくなるなら、そもそも「完全に贅沢なお金の使い道」ですし、
都合がつけられない、ということです。購入は見送りましょう。

つまり、大切なものをするための時間を最初に確保して
空いた時間を融通して、時間を管理するわけですね。
あなたが勤め人の場合、すでに「平日の9時から18時は仕事だ」と自分の時間を押さえていますよね。
その時間は多少のことでは融通しませんよね。

また、大切なことをするためのお金を最初に確保して、
あまったお金を融通して、お金の使い方を変更するわけです。
すでに「家賃」や光熱費、スマホ代なんかの固定費をすでに支払う予定にした上で
あまったお金からあれこれ融通していますよね。

予定を立てるときに「最初に押さえる時間」「最初に押さえるお金」を
あなたのもっとも大切なものに使う、ということをくれぐれも
忘れないようにしてくださいね。

年末が近づくと何かと忙しく、物要りでもありますよね

私事ですが、
毎年、勤労感謝の日が終わると一気に年末になだれ込む、という印象があります。

そういう慌ただしい昨今ですが、この駄文をご覧いただいている皆様には
体調などにお気をつけいただいた上で、素晴らしい年末を迎えていただきたいと
念じています。

と、まぁ、堅苦しくなってしまいましたが…

実際、一気に年末になっていきますよね。
年賀状の準備や忘年会のお誘い、年末のご挨拶の段取りや、年末の各種イベントなどなどと、これから年末・年始にかけて、それはもうバタバタするんですよ。ええ。

ですので、もう12月になったら勉強とか蓄積とか、もう関係ないんじゃないんですかね。ホント。
バタバタしてたら自分の強みの研鑽やスキルの蓄積とかムリでしょ、する時間もないでしょ。
蓄財も、なにかと物いりですし、甥っ子姪っ子にお年玉も用意しなきゃいけないし
なにげに忘年会・新年会のお誘いを受けているとその飲み代だけでも結構な費用になっちゃうし
飲み会の翌日がお仕事だったりしたらもうウコンのみまくり、外泊しないようにタクシー使いまくり
そりゃ大変で…

と。

そういうふうに思う方もいるかもしれませんね。
やりたきゃどうぞ。止めません。
将来、その1ヶ月怠けたぶん(10年にするとやく1年分)を思い返して、後悔すること間違いないです。

また、実際に苦労して毎日・毎月、作業や蓄財に励んでいらっしゃる方は、
「一度休むともうムリ、休み癖がつくし、大切じゃない事まで”これは重要な事態だから”と
誤って判断してしまうから、回っていかない」ということをすでに自覚されていると思うんです。

繰り返し言いますと

1回「まぁいいや」と休んでしまうと、後が大変ですよ。
「まぁいいや」と思ってやらなくなる癖がついてしまいますからね。
無為な1ヶ月を過ごしてしまったあの空虚な気持ちを、またあなたは繰り返すつもりですか?

1回、「今月は仕方がない」と思って蓄財を休んでしまうと、ホント後が大変ですよ。
「年末年始」以上に大切なことは世の中には山ほどあります。
10年の間にはホントにたくさんの出来事が待っていると思って良いです。

とはいえ、
「時間がない」というのが実状であるのは仕方ないと思います。
「なにかと物要り」というのも事実であると思います。

ではどうしましょう。

結論を言いますと「それでもやれ。積み上げろ」ということになります。
ミもフタもありませんね。

明日から、その詳細について詳しくお伝えしていきます。

奴隷解放RPGのルール: ゲーム後半の攻略法

今日はゲーム中盤・終盤の攻略法についてお伝えします。
このステージがその段階に該当します。

3. 地道作業とプラスアルファ積み上げステージ
4. 勇者の旅立ちのステージ

とはいえ、ここからは各プレーヤー側でやるべき行動が、
各プレーヤーの選ぶ分野、コースによって大きく変わってくるフェーズです。
具体的に「こうすればいい」といった点が非常に言及しづらくなってきます。
そこがこのゲーム中盤・終盤の難しさでもあります。

一方で、自分でこれまで培った技術や学習成果、その活動を通して得られた人脈や
あなたのことを気に掛けてくれるファン、見込み客の存在など
すでにあなたはもう、「第一人者ほどではないにせよ、相応の実力をつけて活動ができる」状態に
なっている段階でもあります。

ある意味、ここからは独断でなんとかできてしまうんじゃないか、と
思えるようになる人も、でてくるかもしれません。
でも、5年、6年、7年、といった段階では、実はまだまだガマンが必要な状態でもあります。

また、ゲーム終盤ステージ4では、自分の自由なお金、自由な時間を使って
毎日集中して、バリバリと活動を推進していく段階です。
あなたは、このように「誰からも何も言われないが、活動する」といったことは、
たぶん今まで、やったことがないと思います。
そういう状態では、もしかしたら「漫然と、ただダラダラと日々を過ごしてしまう」ということにもなりかねません。

ですので、ポイントとしては、かならず
「自分の進もうとしている分野の先輩、複数人の意見を仰ぐ」ことだと思っています。
同じように自分でコツコツとタネ銭を確保しながら進めていくやり方で成功している人、を選んでください。
できればそれぞれでつながりのない、異なるグループに属する人からの意見を聞くのが良いと思います。

そして、もし先輩がいない、ということなら、慎重に歩を進める必要が出てきます。
ステージ3のうちから少しずつテストしながら、自分の進んでいる方向にリスクはないか、
定期的に確認します。

ここで、たいせつなことは「大きな分野でブレない」というところです。
たとえば不動産投資の分野に進んでいるのなら、
そこの分野を続けるのをやめて、YouTuberになるとか、そういう変更はしないほうがいいです。

たとえば10年前はブログめちゃめちゃ良かったのに、
5年たってみた今、振り返ってみると落ち目の傾向がある。とします。
もうブログってオワコンなのかなぁ、と思っても、このステージに来ているのであれば、
続けたほうがいいです。落ち目の分野に入っている、ということは逆にチャンスです。

理由は「新規参入者が少なくなっている」のと、「ベテラン勢も足抜けを狙っている」という点です。
つまりは「ノウハウがすごく蓄積できている」にもかかわらず「ライバルが少なくなっていく」わけで、
そういう分野に行くのは良いことだと思います。

あと5年蓄積を続けてその分野の第一人者になった後で、別のイケてる分野への進出を狙った方が、何もない状態でイチから別の分野を目指すよりも有利です。

・すでに特定の分野の第一人者となったあなたは、素晴らしい人に会いやすくなっている
・すでに獲得している経済基盤と、自由な時間や活動している”第一人者”の肩書きなど、これまで築き上げた資産が次の分野への進出に使える

ただ、5年程度では、多少落ち目になったとしても、すぐに消滅する、ってことは基本ないです。意外と「オワコン」と言いたいだけの連中がいて、それに影響されてしまう人も多かったりします。

たとえばブログやYouTubeなんかは、すでにネットの一部として成立していますし、Google社が潰れるとかそれくらいのインパクトがある出来事がなければ、5年くらいで完全に「滅亡」っていう感じにはならないと思いますよ。
ですので、第一人者になるメリットはまだまだ損なわれていないです。

また、ステージ4では、もう「勉強」はしても、それは「インプット」が目的ではなく
短期的なアウトプットを目的として、学習することにしてください。
ひたすら高品質のアウトプット、成果を重視するわけです。
このようにして「自由な時間」を「インプット」ではなく
「アウトプット」に差し向けて、経済基盤を確立することに専念することがポイントです。

このほか、ステージ4では、これまでみなさんが過ごしてきた環境とは、
活動のステージが大きく異なるので、最初のうちは
収入基盤が全くない状態である点や、
仕事をしているのに「ダラダラしていても誰からも何も言われない」という状態から
変に焦ってしまったり、逆にダラダラと無駄な時間をすごしてしまいがちです。

これまでのステージ2、ステージ3でもう「ダラダラしないで誰にも言われずひたすら
高品質のアウトプットを行なう」ことに慣れている状態であると思いますが、それでも
そうなりがちです。

慌てず騒がずステージ3の段階で、すでに成功している先輩から教えを受けている
状態であれば問題はないだろう、と思うのですが。。。

ステージ4の段階では、より先輩へ、密接に教えを請うようにするのも攻略法の
一つであるように思います。
この点は個々人の状況によって異なりますが、なんにせよ、「自分一人の狭い了見だけを判断材料にしない」というのがこの先のポイントだと思います。

そして経済基盤を確立して、仕組みを作り、自由な時間やお金が入るだけの
仕組みを思う存分整えていくことが重要になります。

これができたら、ゲームのクリア、皆さんは晴れて経済基盤を確立し
それでも自由な時間を確保できる、かつ、
第一人者として自分の分野への影響力も多分に持っている
「勇者」として新しいステージに立つわけです。

これがエンディングになるんだと思います。

最後に、このゲームの「ゲームオーバー」の例は、こんな感じだと思います。

・ステージ1で、10年もの時間を確保できないことを悟った
・ステージ2、ステージ3で、環境の変化、あるいは継続の仕組みを作ることができずにタネ銭も知識の習得、アウトプットもできなかった
・ステージ3で変な先輩に教えを請うたため、誤った方向に行ってしまった、成功を焦ってタネ銭も実力も不十分なまま旅に出てしまった
・ステージ4で、旅に出られなかった。旅に出たが迷子になった。旅に出たがダラダラ遊んでタネ銭を食い潰した。詐欺にあいタネ銭を奪われた。

こんな状態でも、再スタートを切ることができます。
そのときはある程度経験値が増えている状態から再スタートできます。
RPGでいう「2周目スタート」あるいは「強くてニューゲーム」の状態になります。
つまり、失敗してもまだまだ諦めなくていい、ということです。

これが、奴隷解放RPGの全貌です。

奴隷解放RPGのルール: ゲーム序盤の攻略法

今日はゲーム序盤の攻略法についてお伝えします。
このステージがゲーム序盤に該当します。

1. ゲーム期間の設定
2. 地道作業積み上げステージ

ゲーム期間の設定は、ざっくりこの3つの目的で行ないます。

・人生プランの設定
・タネ銭の計算
・10,000時間の法則

これらは互いに密接に連携している内容になります。

タネ銭を蓄積しつつ10,000時間の法則に従って唯一無二の存在になるべく
レベルアップを日々積み重ねる、そのために人生プランは欠かせないものになります。

タネ銭の貯蓄が終わって、実力を蓄え、
唯一無二の存在となり勇者として旅立つ最初の1年は、
ここまで培った実力をひっさげて、ひとときもダラダラすることなく
これだけに集中して旅立ち、思う存分フィールドを駆け回るいわばボーナスステージ時間です。

この1年でどれだけ動けるのか、どれだけの良質なファンを獲得するのか、
それが「勇者の旅」の成否に直結します。

この時期に、何かあなたに、あるいはご家族に、
大きなイベントがある、ということが予測できそうなら、
その期間は避けて、設定することになります。

たとえばちょうど10年後は星回りがよくないとか、
そういうのも気になる感じでしたら、最初から避けてしまいます。

タネ銭の計算についても綿密にきめます。
どんな不測の事態が起きても、毎月、手取り額面の最低1割を必ずタネ銭に回します。
最低1割は毎月欠かさず、です。ここがポイントです。
「今月できなかったから、翌月は2割にしよう」はできません。
その時点でゲームオーバーです。

また、「残業してタネ銭をもっと確保しよう」とか、
「(あまり関係のない)アルバイトをしてタネ銭を確保しよう」と思う必要はありません。
「作業時間の確保」+「最低限のタネ銭の確保」を最優先してください。
現状よりプラスアルファで残業、アルバイトをしなければタネ銭が貯められない、
という場合は、「稼ぐ」方向ではなく「生活を切り詰める」方向にしてください。

このほか、毎日の見質な作業の積み重ねのために、ゲーム期間中は
極力環境の変化を起こさないようにすることもポイントです。

たとえば、今はブラック企業に務めているから、作業時間がほとんど取れない日が
1ヶ月程度続く時も出てくる、といったことでしたら、作業時間を取るために
勤め先の企業を変える、部署を変える、といった必要もあるでしょう。
そういう企業はあなたを奴隷として一生潰れるまで使う技術に長けています。
もしあなたが奴隷解放ゲームをしていると判明したら、同僚や上司もろとも
総力をあげて潰しにかかってきます。

そもそも1ヶ月の間、ほとんど作業時間が取れない時期がでてくるのなら、
10,000時間の法則に則ってあなたの実力を磨くことさえ、ままならないですよね。。
あなたは自分の決めた分野で「唯一無二のプロフェッショナル」になるわけです。
ブラック企業勤めで精神も肉体も疲弊して、カスみたいな状態になっていて、
ダラダラ作業をやって、うまくいきますでしょうか?
それは、ご自分が一番わかっている事だと思います。

できれば超ホワイト企業で9-17時残業なし転勤なし、
そういうところに転職する方が良いです。

多少手取りは落ちるかもしれませんが、
そういう企業は生活コストを切り詰めるための仕組みが行き届いているところが
ほとんどですから、そういうものを利用します。
たとえば格安の昼食お弁当とか、コーヒーや軽食を持参するとか、
そういう仕組みができているはずです。

また、お勤め先で「肩書きをつけて楽になろう」とか「もっと働いて残業して、
あるいは昇級・昇給してタネ銭を増やそう」とは思わないほうがいいです。
そのために日頃から生活コストを切り詰めているわけですし、
残業が増えるとそのぶんストレスがたまってきます。
すると、ストレス解消と称して支出がどんどん増えていくことになります。
飲み会やお酒に消えてしまったり。そうすると作業時間にも影響が出てきてしまいますよね。

そういう欲をかかないためにも、「最低1割」、
1.5万円程度の金額を例としてお伝えしていました。
自分の決めた分野以外への学びについては、
「拡大」ではなく徹底した現状維持を心がけます。

もしかしたら、職場での「付き合いの悪さ」「残業しない」という態度でいる事で、
職場のメンバーから白い目で見られるかもしれません。

実は現代の日本の企業では、多くの場合、労働の成果は「報酬」ではなく
「名誉/不名誉」によって
もたらされると思っています。

歩合制だった場合は当てはまりませんが、多少成績が良くても全然、給料は上がりません
与えられるのは職場メンバーからの褒め言葉やせいぜい社内の表彰、副賞のハワイ旅行?その程度です。

逆に成績が悪くてもクビにはなりません。単に職場メンバー周囲の視線や態度が
冷たくなる、ただそれだけです。言い換えると、精神攻撃を受けるだけ、です。
そういう精神攻撃をまともに受けず、流されず、
回避しつつ自分のやるべき作業をこなしていくことも
人生における重大な勉強なのだと思います。
「あなたが大切だと思っていることを本当にたいせつにする」という修行ですね。

あと、結婚とかも当然、考えないほうがいいです。
奴隷の身分で結婚しても、さらに支出が増えてしまい、
タネ銭の確保すらままならなくなるどころか、余分な出費も増えます。自分の時間も減ります。
結果的に、一生奴隷から抜け出せなくなるコースを選択した、ということになります。

玉の輿、あるいは逆玉の輿で、結婚相手の資産をゲットでき、
しかもそれが自由に使えるのであれば、タネ銭などにも回せるばかりか
火事や生活コストの低減化などもできますが、それはレアケースです。
9割以上のケースでは、結婚=負債だと思って良いと思います。

二人で一緒に過ごさなければならない時間もでてきますし、
その親族の方々とのお付き合いもあります。
結果として自分の時間が確保できず「10,000時間の法則に則る」ことができなくなる、
それくらいの時間を余分に使ってしまう要因になります。

もし恋愛がしたい、ということでもガマンしほうがいいです。
余分な時間を消費して相手に振り回されるだけです。
あなたが男性で、女性慣れしていない、という場合は別として、
奴隷の身分でする恋愛と、自由の身になってする恋愛では
よい相手と巡り会えるフィールドや、楽しさ、などなど全然変わります。

「そんなところでパートナーも自分の人生も妥協してどうする」っていう感じですね。

とにかく生活レベルを下げてタネ銭を確保し、自分のやるべき事を
粛々と遂行する事だけを考えて、遊ぶのも計画的に取り入れて、
それ以外はシャットアウトする、という地道な行動を選択していくことが
ゲーム序盤、2ndステージ攻略の大きなポイントになります。

明日はゲーム中盤、終盤の攻略ポイントです。

奴隷解放RPGのルール: 勇者として旅立つあらすじ

早速ですがルールを書いていきます。大まかに4つのステージに分かれます。

  1. ゲーム期間の設定
  2. 地道作業積み上げステージ
  3. 地道作業とプラスアルファ積み上げステージ
  4. 勇者の旅立ちのステージ

1. ゲーム期間の設定

ゲーム期間を設定します。ここでは
個々人の人生設計などがありますけど、最長12年くらいで設定してみます。

次に、そのゲーム期間で蓄財できるタネ銭を計算します。
これはステージ4で必要なものです。

タネ銭の計算方法は繰り返しお伝えしています。
“毎月の収入の1割×12ヶ月×10年”、です。
「毎月の収入」は手取りベースで計算したほうがラクです。
「毎月の収入の1割×12ヶ月」は手取りの年収、と見なして良いです。
仮に手取り月収が15万円だったとして、1.5万円×12->18万円、
この10年分ですから180万円、これがタネ銭です。

厳密には、1年たったときに3%利息くらいでの運用を
たとえば投資信託などシンプルな開始してみます。

https://www.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/rougohasan/080400002/?P=3

そうすると、もうちょっと増えます。
金融庁の資産運用シミュレーションでみれば

https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/moneyplan_sim/index.html

毎月の積立金額 1.5万円 / 想定利回り(年率)3% 、積立期間10年として
最終積立金額は 2,096,121円、とのことです。
利息から税金が2割ほどかかるので、およそ200万円くらい。
これがタネ銭になります。

これは、あなたが1年間、フルタイムで自分の好きな事業に打ち込める金額になります。
生活を切り詰めれば、もしかしたら2年間活動できるかもしれません。

この1年の間、好きな事業に打ち込むための準備を今から、10年かけて真剣に実行していきます。
まずはあなたが打ち込みたいと思うものを決めます。その決定には
最低1ヶ月かけます。1年かけてでも、必ず見つけます。
ここからが地道なゲームのスタートになります。

2. 地道作業積み上げステージ

ブロガーとして生活したいなら毎日勉強しながらブログ記事を書きます。
ユーチューバーになりたいなら、毎日YouTube投稿をします。
不動産投資をしていきたいのなら、不動産の勉強をしたり見込み客を見つけたり
フリーランスのプログラマになりたいなら、その勉強をしたり技術力をアピールするブログ記事などをどんどん追加していきます。

なぜ10年か、といえば10,000時間の法則に由来しています。
1年あたり1,000時間、1ヶ月あたり84時間、1週間あたりおよそ20時間、1日あたり3時間程度。
毎日毎日来る日も来る日もがむしゃらに、その好きなことに打ち込みます。
それが「こうなりたい」と思う分野での、”唯一無二のプロフェッショナル”になる方法です。

3. 地道作業とプラスアルファ積み上げステージ

5年くらい経過すると、その毎日の作業はもはや、当たり前のことになっていると思います。
今度は日々の作業と並行して、その分野でのビジネスモデルを研究して、組み立ててみます。

その頃には、あなたがやりたい分野についての知識は十分についていますし、もう
初心者の方であればリードしていけるくらいの実力になっていると思います。

余裕がある方でしたら、そういう方に対して有料で教える立場になってしまっても良いと思います。
ここで本業を辞める、ということではなく、副業としてやってしまう、ということです。

もちろん、この時点で副業の収入が本業のそれを確実に上回りそうなら、
タネ銭の蓄積や10,000時間の法則、第一人者になるという目標を達成することなく
そこに注力してしまってもいいと思います。
その時点で、もはやあなたはゲームクリアできている状態、だと思います。

4. 勇者の旅立ちのステージ

こうやって「唯一無二のプロフェッショナル」になり、
タネ銭も十分に蓄積できたら、あとは1年間かけてそのタネ銭を使って
自分のファンをひたすら集めまくります。
その方法は「毎日欠かさず高品質の情報提供をすること」です。
そのための時間も、技術も、お金も、十分に備わっているはずです。

そしてひたすら、高品質な情報提供を繰り返すことで自分(あなた)という商品が
とてつもない高付加価値になっていて、ヘタをやらかさないかぎり、
方向性がブレない限り、あなた、という唯一無二のブランドとなったあなたに、
見込み客や顧客が絶えず頼ることになります。

これが奴隷から解放され、あなたが唯一無二のプロフェッショナルとして
新たな人生の旅にでる、勇者が冒険に旅立つまでの大まかなストーリーになります。

明日はもうちょっと細かく、ルールについてお伝えします。

優先順位の変更に対する誘惑から自分を守る3つの方法

前回の投稿のお話が理解できますと、
「突然の優先順位の変更」=「計画の失敗」
という図式が理解できると思います。

つまり「突発の優先順位変更」が積み重なることで
ビジネスの失敗にまで発展する、非常に重大な事案であるとわかります。
このように「優先順位の変更を持ちかけてくる誘惑」は、
非常にダメージの大きな攻撃魔法だという点が理解できると思います。

このような「優先順位変更への誘惑」攻撃に対する防御方法は、
次の3つです。

1. 時間をトリガーにするのではなく、一連の行動をトリガーにしてスタートする
2. スルーする力を身につける
3. 精神と時の部屋に引きこもる

1. ルーティンとして行動を変更しないように決めておく

○○時からやる、と決めていてもそれができないのは、“○○時”という時刻と、行動とが直結していないからです。
○○時からやる、とするよりも○○をやったら続けて作業を開始する、と決めたほうがやりやすい人も多いです。

たとえば10時から1時間勉強する、としていて、9時45分に席に座ってスマホを触っているとします。
この場合、10時になっても、引き続きスマホを触っていることになる確率は高いと思います。

それよりも、9時45分に席に座ったら、そこから勉強を1時間やり出すほうが優れた方法だと私は思います。
なぜかといえば、席に座った、という流れからスムーズに勉強できるからです。
一息つこうと思ってしまうと、完全に気が抜けてしまって取り返しがつかなくなりますので
行動している流れそのままを利用して、決めている作業を実行するようにしましょう。

作業を開始するタイミングのことを「スタートトリガー」と言います。
スタートトリガーは「○時から」ではなく「席についてから」とか
「晩ご飯を食べ終わって洗い物が終わったら」とか、そういう流れでスタートする方法も
一度試してみてください。

もしかしたら人によって「時間」「行動」どちらの区切りがスタートトリガーとして
適切なのか、というのが異なるのかもしれませんので。
両方試してみるといいと思います。私は行動からの流れ、のトリガー派です。

言い換えると「コマンドの順番を決めておいてその通りに実行する」ですね。

2. スルーする力を身につける

あなたの優先順位を変更させるため、いろんな人が、いろんなメディアが、常にあなたに
誘惑の魔法を投げかけてきます。
たとえば、(テキトーに書いてみますが)

・今年最後のかき氷食べ放題、二度と来ないぞ今年の夏!
・平成最後のクリスマスはぜひ当レストランの平成スペシャルディナーパーティへ
・今週限定スペシャルメニューは鶏白湯エスプーマの効いた骨付きラムステーキカレー全部のせ
・いま流行している○○、持ってないなんて超ダサい、狙いのあの子にモテてないぞ
・熱意にあふれているあなたに向けて、このセールスレターのページを開いてから10時間だけの
特別価格をご用意しています
・この飲み会に来ないとホント損だから、○○課のアイドル○○さんも今回は特別に参加するんだよ
・この打ち上げに参加しないとプロジェクトでこれまで頑張ってきたとは見なさないからな

こういうのをスルーする力を身につけましょう、ということですね。
だいたいの宣伝文句って、いくつかのパターンがあります。

パターン1 : 現在の不満にフォーカスするパターン
今あなたは不満な状態ですよね。
ホラホラ、こういうことあったでしょ?
今後もそういうことあると困るよね?
これがあるとその不満な状態がなくなるよ!
参加するでしょ?

パターン2 : オファーに乗らないと損することをアピールするパターン
今回あなたが特別に参加できるチャンスのこれ、
参加しないなんて本当に損ですよ、ほんともったいない
参加するとこんな良いことがあるよ
参加しないとトホホだよ
参加するでしょ?

パターン1 に対する防御方法は、こんな感じです。

今あなたは不満な状態ですよね。-> いえいえ、とても満ち足りていますよ、吸う息吐く息大満足です。
ホラホラ、こういうことあったでしょ? -> あるかもしれませんが、それがなにか?
今後もそういうことあると困るよね? -> 一時的には困るかもしれませんが、乗り切れます。
これがあるとその不満な状態がなくなるよ! -> なくなるかもしれませんが、これまでどおり大丈夫です
参加するでしょ?(キリッ -> しません(キリッ

パターン2 に対する防御方法は、こんな感じです。

今回あなたが特別に参加できるチャンスのこれ、 -> いや満ち足りてるしいいよ
参加しないなんて本当に損ですよ、ほんともったいない -> 今まで通りでいいよ
参加するとこんな良いことがあるよ -> 良いことあったとしてそれがオレにとって良いことなの?
参加しないとトホホだよ -> べつにトホホでもアンタよりトホホな人生にはならないからいいよ
参加するでしょ? -> だからしないよって。

実際、こういう誘惑を持ちかけてくる相手は、いろんな人に声をかけてきていますので
あなた一人が断ったところで痛くもかゆくもないですよ。
「いやー困る」とかそういう演技はするかもしれませんが、事実、
参加しなかったところで彼/彼女は別の人に声をかけるだけです。
堂々とスルーしていきましょう。

「魔法を掛けてきてもそれに乗っからない、同じ土俵に乗らない」ということですね

3. 精神と時の部屋に引きこもる

引きこもる、それは最強の防御魔法です。
考えてみますと、世の中には自分でコントロールできることと
自分ではコントロールできない事があります

自分の行動は自分でコントロールできます。
ですが、身の回りで発生するできごとは、自分ではコントロールできません。
そういう、自分ではコントロールできないことを極限まで減らすためには
「引きこもる」のが最強、かつ手っ取り早い方法です。

昔はお坊さんが修行だといって山に引きこもって、閉じこもっていたのも
そもそもは街にある誘惑から遠ざかるために、とのことですよね。
山にはあまり誘惑はありませんから、引きこもっていたわけです。

そのように自分ではコントロールできない「外界」の影響を
できる限り排除するために、情報を遮断するのは非常に有効な手段です。

たとえば、テレビ(特に深夜)、雑誌、ネットニュースを見ないだけで
得られる情報は一気に減ります。たいてい自分の将来とは関係のない、ムダな情報に
触れる時間を大幅に減少させることができます
その情報を処理するための時間や労力を、自分が必要な修行に充当するわけです。

また、テレビやスマホから情報を収集することを一度やめると、
夜更かしがなくなります。早寝早起きになって健康になります。
こういう生活はどんどん続けるべきだと思います。

結婚していたりすると精神と時の部屋には引きこもりづらくなりますが、
できる限りの時間をその静寂な空間に居続けるように努めると良いです。

まとめると「魔法を掛けてくる相手から遠ざかる」っていうことですね。

この三つ、まとめると
「実行することを決めておいて淡々と実行」
「自分の行動を邪魔しようとする相手はスルー」
「魔法の射程距離外に出て、安全地帯に移動する」
こういう事になりますね。

後の方になればなるほど強力な防御方法になります。
3ができなければ2や1、という形で実行していけば、おのずと
「決められた作業が毎日淡々と実行できる」仕組みが作れてしまうわけです。
頑張ってください。

優先順位の変動という攻撃魔法への、鉄壁の防御を身につける

昨日やおとといの投稿でもお伝えしましたように、
実行しようと決めていたことが、結果的に実行できなかった原因の一つとして
「優先順位の変動」をついつい、やってしまう、ということがあります。

たとえば、
「毎日、入浴前に、腹筋100回する」と決めていても
いざ入浴前になると「忘れてしまっていた」よりもむしろ
先に入浴しなければならない、という理由がどこからともなく発生して
それが「腹筋100回」よりも優先順位が高くなるから、
ついつい先延ばし、そしてやらなくなる、ということに。
そんな経験はありませんか?

たとえば、
「毎週昼食代は4,000円まで」と決めているとします。
1食あたりにしたら800円、とまあまあ豪華なランチができそうだと
予算設定していたんだけれど、
水曜日くらいに、いつも行くお食事屋さんに行ってみると
ついつい「本日のみ、○○食限定!」とつけられたスペシャルランチ \1,500 が
提供されていました、と。それがとてもおいしそうでインスタ映えして
ついつい注文した結果、木曜日と金曜日で残りランチ代、900円…
そんな経験はありませんか?

まるで魔物に遭遇、先制攻撃でいきなりMPを大幅に吸収される攻撃を食らったような
それくらいの感覚に陥りますよね。もう魔法は使わず武器攻撃だけでしのぎつつ
町に戻ることを強制されてしまうような、そんな感じです。

どちらも優先順位の変動によって、決めていたことができなくなった例です。
そして、こういう優先順位の変動は、「その場で変わる」ことが特徴です。

「長期の予定は感情で決めた物だから、変えてもいいことが多い」
「短期の予定は理屈で逆算して決めた物だから、変えちゃダメなことが多い」

わたしの経験則ですが、だいたいこういう事が成り立つんじゃないかと思います。
長期の予定は、どちらかといえば目標とすることがあって、
それをこの時に設定した、ということが多いからです。
短期の予定は、どちらかといえば「逆算でそうなった」ことが多いので
その予定を変えてしまうと、もう取り返しがつかなくなることが多いわけです。

なので、「短期の予定は極力変えない」というのが重要になってきます。
とくに大切なことに関わる予定であれば、もう絶対に変えない方がいいです。

名言ふうにいえば
「10分先の予定は、赤子が泣いても変えない」
ですかね(謎

もちろん、体調が悪くなって作業ができなかった、ということはあると思います。
そうなる前に体調管理は日頃からたゆまず実施しておく必要があるんですが、
それ以外の理由であれば、短期の優先順位の変更理由は、ほとんどが
言い訳だと思った方が良いです。
自分への言い訳を消すためにも、健康管理は本当に欠かせない、大切なものになってきます。

これまでお話していて気づいた方も多いと思いますが
この「作業」と「お金」どちらも「時間」と密接に関わるものです。

時間が過ぎる、近い将来のことは上手くいくだろうと思えていたけれど、
時間が過ぎてしまった後は、どうしようもなくなってくる。

だから「決めた作業は徹底して実行する」ことについて、それと
「決めた貯蓄は徹底して実行する」ことについては、
まるで「ジャケットの内側に生卵を入れて満員電車に乗っている状態」のように
注意深く、
「優先順位の変更を勧めてくるもの」から守らないといけないわけです。

実際、あなたが決めた「実行すべき作業」や
「貯蓄すべきお金」は、守ろうとしなければ簡単にダメになってしまいます。
「毎日の作業の積み重ね」や「貯蓄」は、攻めよりもむしろ守りが重要になるものです。
レベル0の基本になりますが、こういった守りがきちんとしているからこそ、
自信を持って攻めに転じることができるわけです。

意図しない優先順位の変動を避けるには
どうすれば良いだろうか、という点はまた明日お伝えします。