「努力するだけではどうにもできないことがある」とお伝えすると、
こういう風に解釈する人がなんて多いのか、とうんざりします。
「努力するだけではどうにもできないので、努力はしないようにしよう」
これが世の中でいともカンタンに行なわれる、えげつない曲解の一つです。
「努力したくない」という考えの人がこういうフレーズを聴くと、
「努力しないようにしましょう」と聞こえてしまうんですよね。
認知のゆがみといってもいいレベルだと思います。
実際は「目的地にたどり着くために必要なものは努力だけじゃない」ってことが
言いたいだけなんですよ。
ホットケーキのレシピをクックパッドとかで調べてみると材料がかいていますよね。
小麦粉とバターと、玉子とか。
「目的地にたどり着くのに必要なのは努力だけじゃない」ってフレーズは
「ホットケーキに必要なのはバターだけじゃない」って言ってるのと同じなんですよ。
他にも大切なものがたくさんありますよ、って話しなんです。
一言も「バターはいらない」なんて言ってませんよね。
複数の、質の異なる頑張り方をしなければならない、と言ってるだけなんです。
冷静にリサーチして「乗り物を探そう」とする頑張り方と
決めたことをひたすら継続して突き進もうとする「努力」の両方が必要なんです。
これがわからない、という人が多いんですね。
あなたも、日頃の思考を少し意識してみてください。
これができていないな、という場合には、こんな感じで、役割を分担するといいです。
- 信頼できるコンサルタントやメンターさんを探す(これが「乗り物探し」になります)
- 「継続して努力することが上手くできているか」をメンターさんなどにお任せする
- 「継続して努力」は自分でやる
実際、会社組織って、基本的にはこういう構造になっています。
- 社長や経営陣が「乗り物探し」をする
- 社員の、管理者さんが「継続して努力すること」が上手くいっているかをチェックする
- 社員、アルバイトのワーカーさんが「継続して努力すること」を実行している
ですので、この役割分担の形はまったく、めずらしくない、むしろ
多くの成功事例を生み出している鉄板のフォーメーション、といっても過言じゃないと思います。
もちろん、あなたが資本をお持ちでしたら、こういう構成にしてもOKだと思います。
そうではなくても、徐々にこういう形にシフトしていくことで、自分の時間を多くとることができ、
それによって、たくさんの影響力を持つことができます。
- 「乗り物さがし」は自分でやる
- 「継続して努力することが上手くできているか」も自分でやる
- 「継続して努力」は、アルバイトさんを雇用してやってもらう
この場合、”正しく”「継続して努力」してくれるように、アルバイトさんを
教育することが一つの課題になります。
もしあなたが、自己分析の結果として、「努力するかしないか」の2軸でしか
判断できないことが多い、という場合には、このように鉄板のフォーメーションを
組んでみる、ということも検討してみてくださいね。