毎日コツコツ頑張って努力していけるだけの努力ができたり、それなりの能力を持っている人なのに、それでもチャレンジした結果、失敗しちゃう、志半ばでドロップアウトしちゃう、という人もいます。
たとえば、こんな感じの人をたくさん見てきました。
・奥さんのご機嫌をなだめすかしながら、少しずつムリをしながら続けてきたのだが、ある日奥さんの不満が大爆発し、無理ができなくなって、断念せざるを得なくなった
・持病をかかえていたのだが、病院へ行く時間や手間すら惜しんでコツコツと作業を続けてきた、結果として、病魔に勝てなかった
・このチャンスに飛びつかないと、二度と後悔する、と開業準備もそこそこに会社を辞めて毎日頑張っていたのだが、最終的に手持ちの資金がショートした
共通して言えることは、無理をしながら続けて、結果としてダメになった、ということです。
言葉が悪いかもしれませんが、常日頃から問題を先送りしていたが、結果として
その問題が表面化した、というふうに言えるのかもしれませんね。
たぶん、問題を先送りしつつも、先にゴールまでたどりつけば、
その問題も解決できるから、という感じで、突っ走ってきたんじゃないかと思います。
実際、いま起業して成功している人のなかにはそういう方もいらっしゃると思います。
背水の陣とか、ここ一番での頑張りとか、そういう風に表現すればカッコいいんですが
実際は、「ムリしてやってみたらたまたま上手くいった」というだけのことです。
本当の勇者の方々であれば、そういうカッコイイことができるだけの資質があるのかも
しれませんが、レベル0の我々は、それを期待してムリを続けるのはかなり分が悪い、といえます。
コツコツとできる範囲のことを続けて、無茶が続いているようなら極力フォローをする、
たとえば「定期的に奥さんのご機嫌をとる」、「定期的に病院に通う」、
「きちんと開業準備を計画的にすすめて、今、集中して事業化を始めても大丈夫、
というところまで持って行く」といった感じになるでしょうか。
これから頑張ろうとしていることが「大切な努力である」のか、単なる「無茶」であるのか…
その判断は「チャレンジをして、一定の成果を上げられるまで継続できる可能性が高いか、低いか」がポイントです。
単純にいえば、「継続できたら成功、継続できなかったら失敗」っていう、ただそれだけです。
チャンスだと一時的にムリをするのはかまいませんが、それで可能性を一つ失うよりも
極力ムリをせず継続できる環境で最大限の努力をして、成功するまで続ける、という
発想が必要ですね。
私の場合ですが、
成功する確率にフォーカスして、それを上げるように努力・実行すると、
いつのまにか上手くいくようになっていた、ということがよくあります。
逆に、例外的に成功したストーリーを同じように期待して実行すると、
失敗してしまうことが多いです。
たとえば、十分に見込み客となるお客様を見つけている状態になるまで
それを本業とはせず、副業の状態でコツコツと続けて、そのまま延長線上で本業として
集中して乗り出すと、どんどん売り上げもでて事象拡大していったことが多いです。
資格試験などで、「ぜんぜん勉強せず問題集の一部分だけで合格点まで行けたよ」という
受験者の報告をそのまま鵜呑みにしてヤマを張って勉強しても、
ぜんぜん合格できなかったりします。
あなたの周りに一定の成果を上げた人が複数いれば、
どういうストーリーで今の自分があるのか、
その方々にそれぞれ聞いてみるのもたいせつだと思います。