奴隷解放RPGのルール: ゲーム序盤の攻略法

今日はゲーム序盤の攻略法についてお伝えします。
このステージがゲーム序盤に該当します。

1. ゲーム期間の設定
2. 地道作業積み上げステージ

ゲーム期間の設定は、ざっくりこの3つの目的で行ないます。

・人生プランの設定
・タネ銭の計算
・10,000時間の法則

これらは互いに密接に連携している内容になります。

タネ銭を蓄積しつつ10,000時間の法則に従って唯一無二の存在になるべく
レベルアップを日々積み重ねる、そのために人生プランは欠かせないものになります。

タネ銭の貯蓄が終わって、実力を蓄え、
唯一無二の存在となり勇者として旅立つ最初の1年は、
ここまで培った実力をひっさげて、ひとときもダラダラすることなく
これだけに集中して旅立ち、思う存分フィールドを駆け回るいわばボーナスステージ時間です。

この1年でどれだけ動けるのか、どれだけの良質なファンを獲得するのか、
それが「勇者の旅」の成否に直結します。

この時期に、何かあなたに、あるいはご家族に、
大きなイベントがある、ということが予測できそうなら、
その期間は避けて、設定することになります。

たとえばちょうど10年後は星回りがよくないとか、
そういうのも気になる感じでしたら、最初から避けてしまいます。

タネ銭の計算についても綿密にきめます。
どんな不測の事態が起きても、毎月、手取り額面の最低1割を必ずタネ銭に回します。
最低1割は毎月欠かさず、です。ここがポイントです。
「今月できなかったから、翌月は2割にしよう」はできません。
その時点でゲームオーバーです。

また、「残業してタネ銭をもっと確保しよう」とか、
「(あまり関係のない)アルバイトをしてタネ銭を確保しよう」と思う必要はありません。
「作業時間の確保」+「最低限のタネ銭の確保」を最優先してください。
現状よりプラスアルファで残業、アルバイトをしなければタネ銭が貯められない、
という場合は、「稼ぐ」方向ではなく「生活を切り詰める」方向にしてください。

このほか、毎日の見質な作業の積み重ねのために、ゲーム期間中は
極力環境の変化を起こさないようにすることもポイントです。

たとえば、今はブラック企業に務めているから、作業時間がほとんど取れない日が
1ヶ月程度続く時も出てくる、といったことでしたら、作業時間を取るために
勤め先の企業を変える、部署を変える、といった必要もあるでしょう。
そういう企業はあなたを奴隷として一生潰れるまで使う技術に長けています。
もしあなたが奴隷解放ゲームをしていると判明したら、同僚や上司もろとも
総力をあげて潰しにかかってきます。

そもそも1ヶ月の間、ほとんど作業時間が取れない時期がでてくるのなら、
10,000時間の法則に則ってあなたの実力を磨くことさえ、ままならないですよね。。
あなたは自分の決めた分野で「唯一無二のプロフェッショナル」になるわけです。
ブラック企業勤めで精神も肉体も疲弊して、カスみたいな状態になっていて、
ダラダラ作業をやって、うまくいきますでしょうか?
それは、ご自分が一番わかっている事だと思います。

できれば超ホワイト企業で9-17時残業なし転勤なし、
そういうところに転職する方が良いです。

多少手取りは落ちるかもしれませんが、
そういう企業は生活コストを切り詰めるための仕組みが行き届いているところが
ほとんどですから、そういうものを利用します。
たとえば格安の昼食お弁当とか、コーヒーや軽食を持参するとか、
そういう仕組みができているはずです。

また、お勤め先で「肩書きをつけて楽になろう」とか「もっと働いて残業して、
あるいは昇級・昇給してタネ銭を増やそう」とは思わないほうがいいです。
そのために日頃から生活コストを切り詰めているわけですし、
残業が増えるとそのぶんストレスがたまってきます。
すると、ストレス解消と称して支出がどんどん増えていくことになります。
飲み会やお酒に消えてしまったり。そうすると作業時間にも影響が出てきてしまいますよね。

そういう欲をかかないためにも、「最低1割」、
1.5万円程度の金額を例としてお伝えしていました。
自分の決めた分野以外への学びについては、
「拡大」ではなく徹底した現状維持を心がけます。

もしかしたら、職場での「付き合いの悪さ」「残業しない」という態度でいる事で、
職場のメンバーから白い目で見られるかもしれません。

実は現代の日本の企業では、多くの場合、労働の成果は「報酬」ではなく
「名誉/不名誉」によって
もたらされると思っています。

歩合制だった場合は当てはまりませんが、多少成績が良くても全然、給料は上がりません
与えられるのは職場メンバーからの褒め言葉やせいぜい社内の表彰、副賞のハワイ旅行?その程度です。

逆に成績が悪くてもクビにはなりません。単に職場メンバー周囲の視線や態度が
冷たくなる、ただそれだけです。言い換えると、精神攻撃を受けるだけ、です。
そういう精神攻撃をまともに受けず、流されず、
回避しつつ自分のやるべき作業をこなしていくことも
人生における重大な勉強なのだと思います。
「あなたが大切だと思っていることを本当にたいせつにする」という修行ですね。

あと、結婚とかも当然、考えないほうがいいです。
奴隷の身分で結婚しても、さらに支出が増えてしまい、
タネ銭の確保すらままならなくなるどころか、余分な出費も増えます。自分の時間も減ります。
結果的に、一生奴隷から抜け出せなくなるコースを選択した、ということになります。

玉の輿、あるいは逆玉の輿で、結婚相手の資産をゲットでき、
しかもそれが自由に使えるのであれば、タネ銭などにも回せるばかりか
火事や生活コストの低減化などもできますが、それはレアケースです。
9割以上のケースでは、結婚=負債だと思って良いと思います。

二人で一緒に過ごさなければならない時間もでてきますし、
その親族の方々とのお付き合いもあります。
結果として自分の時間が確保できず「10,000時間の法則に則る」ことができなくなる、
それくらいの時間を余分に使ってしまう要因になります。

もし恋愛がしたい、ということでもガマンしほうがいいです。
余分な時間を消費して相手に振り回されるだけです。
あなたが男性で、女性慣れしていない、という場合は別として、
奴隷の身分でする恋愛と、自由の身になってする恋愛では
よい相手と巡り会えるフィールドや、楽しさ、などなど全然変わります。

「そんなところでパートナーも自分の人生も妥協してどうする」っていう感じですね。

とにかく生活レベルを下げてタネ銭を確保し、自分のやるべき事を
粛々と遂行する事だけを考えて、遊ぶのも計画的に取り入れて、
それ以外はシャットアウトする、という地道な行動を選択していくことが
ゲーム序盤、2ndステージ攻略の大きなポイントになります。

明日はゲーム中盤、終盤の攻略ポイントです。

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